何という徒労  

お待たせしました。
補助金詐取事件の控訴審第8回公判をお伝えます。
「第8回」と書きましたが、今回が判決で、つまり、「最終回」です。

7回の公判について読みたい方は、↓をそれぞれクリック。

第1回公判
http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20070129/archive

第2回公判
http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20070326/archive

第3回公判
http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20070528/archive

第4回公判
http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20070618/archive

第5回公判
http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20070720/archive

第6回公判
http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20070926/archive

第7回公判
http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20071206/archive


前回の小さい法廷から、元の大きな201法廷に。
傍聴券は出ませんが、
判決なので、満員になるかもしれないと
1時間前に行きましたが、
誰も並んでおらず、拍子抜け。
それでも開廷までにほぼ満席に。
裁判所の傍聴人数の見込みはドンピシャで、
このあたりの判定が一体誰がしているのでしょうか。

今回は久しぶりにテレビカメラが入り、
「2分間撮影をしますので、
困る人はこの間外に出て下さい」
との説明があります。
後姿が写るだけなのに、「困る人」というのは、どんな人なのでしょうか。
裁判官が入廷すると撮影が始まり、
「1分経過」「残り30秒」「撮影を終了して下さい」
という秒読み(?)があって、
テレビカメラが退去すると
浅田被告が入廷し、
そのまま被告席に立ち、
1時30分丁度に判決の言い渡しが始まりました。

「主文。
本件控訴を棄却する。
訴訟費用は被告人の負担とする」
その後の理由は長文のため、被告人は着席して聞くことが許されます。

判決の趣旨は次のとおり。

@「全肉連は知っていて黙認していたから詐欺罪には当たらない」については、
全肉連は各県肉連に対して、対象外の肉を混入させてはいけないと
指導しており、容認していたということはない。
M副会長の言った「何でもありの事業になった」等の発言に対しても
当時の福岡会長はたしなめている。
平井副会長が浅田被告の犯行を知っていたのは事実だが、
副会長は全肉連の実務には関与していなかったので、
全肉連全体の認識とはならなかった。
全肉連は対象外の牛肉が混入することを恐れはしたが、
容認、黙認したということではない。
在庫証明書の内容の審査は不十分ではあったが、
全肉連は各県肉連の不正を予想していなかった。
詐欺罪について、原判決に誤認はない。

A保管経費が間接補助金だから、詐欺罪の適用はあやまち、
という主張に対しては、
間接補助金ではないとした
原判決は正しい、とした。

B適用範囲の事実誤認にいては、
確かに個々の実例を検討すると、
1200万円分は偽装の認定外だが、
全体の偽装金額の中ではごくわずかで、
判決に影響しない

C証拠隠滅したとされるものが被告邸の納戸から出て来た、
とする件については、
警察の捜査が最も隠匿場所と思える納戸を捜査しないはずがなく、
ましてダンボールに「羽曳野食肉」と書いてあるものを見逃すはずはない。
当時、納戸にはなかったと思われる。
貸借対照表などは右肩に印字した日付があり、
それからみても、保管形態から見ても、
箱の中にあった書類が元々のものとは思えず、
後日電子データから複製したものの可能性もある。
箱の中にあったからシュレッダーにかけていないという主張は受け入れがたい。
そんな重大なものを2ヶ月もガレージに放置するなど、
小西、奥村の証言は信用できない。
BSE関係の入出庫通知書もあったと考えた方が合理的で、
納品書も存在しなかったとはいいにくい。
小西、奥村の供述調書は大変具体的かつ迫真的で
控訴審ではつくがえしたが、合理性がなく、
供述書の信用性は高い。
証拠隠滅教唆については、
原判決に事実誤認はない。

D被告人は保管対策事業で後から牛肉が戻って来ると思っていた、焼却事業になると思っていなかったと主張する件については、
当時の新聞や政治家の動向、世論の動きなどから見て、
また、業界関係者が「焼却してほしい」と思っていた事実などから見て、
被告人が買い集めをした10月末までには、
いずれ処分事業に移行する予測していたとする方が自然である。
共犯者も焼却になると思っていた。
国会議員への働きかけについても、
救済策の実現を求めていただけで、
焼却を考えていなかった証左にはならない。
保管事業として考えていたような各発言も、
処分事業にならない場合も考えていたにすぎない。
買い上げた動機も多様で、
頼まれた例もあるというが、
承知の上で対象外の牛肉を買い集めていた事実に変わりはない。
農水省の要請で対象外を買えということだと思ったというが、
そのような事実は認められない。
農水省が検品対象を通知してきたというが、
その通知が「容認」とは言えない。
羽曳野市長への焼却要請も、
最初の供述の方が信用できる。
当初から焼却と考えて牛肉を買い集めていたという
原判決の判断は正当
である。


E以上をふまえて量刑について検討すると、
社員と共謀して、補助金事業を悪用して対象外牛肉を買い集め、
補助金をだまし取ったことは間違いない。
事業の弱点をついて私利私欲に走った
自己中心的犯罪で、
きわめて巧妙かつ悪質である。
伝票を書き換えさせたり、
と畜日を改竄させたり、
入念な偽装工作をしている。
食肉業界への影響力を使った計画的犯行であり、
内偵を察知して証拠隠滅工作もした悪質な犯罪である。

Fしかし、だまし取った金を返還したり、
長年の食肉業界への貢献、
各種の贖罪行為などがあり、
原判決もこれを情状している。

Gこれらをふまえると、
原判決の7年の量刑は正当である。

以上のように、
控訴の理由はなく、棄却する。

以上2時間に及ぶ理由説明の後、
浅田被告を立たせ、
「慎重判断して、今の判決をした。
不服があれば、
2週間以内に最高裁に上告できる」
と説明。
「これで判決の言い渡しを終えます」
と言うと、
浅田被告は「ありがとうございました」と答えた。

公判終了は3時53分。

以上のとおり
弁護側の主張はほとんど全て退けられ、
完全敗訴である。
その後の囲み取材で
首席弁護人は、上告すると言っていたが、
憲法を論ずるわけでもなく、
判例に反するわけでもなく、
基本的人権にも抵触せず、
重大な新事実もなく、
事実認定だけを争う本件が
上告して受理される可能性は極めて薄い。
従って、上告不受理となった段階で刑は確定し、
収監となると思われる。

考えてみれば、
昨年1月29日から1年2ヶ月弱、
めざましい進展はほとんどない控訴審だった。
判決も1審原判決を確認するだけの
極めて退屈なものだった。

第1審の時は、
当時の弁護士は
農水省のこの事業そのものの不整備や
全肉連の対応の不透明さまで斬り込んで、
奥の深いものに展開しかけたが(結果は不発)、
控訴審はそんな志もない。
ダンボール箱の中の書類を巡るきわめて矮小化された議論に終始した。

その結果、
この事業そのものの持つ問題点はどこかに消え失せてしまった。

この事件から浮きでたものは何か
もとをただせば国民の血税である補助金を使った事業を
作る際の農水省のあまりにずさんな姿勢
(その象徴が「在庫証明書」でよしとする業界の意をくんだ仕組みだ)
その補助金に群がり、
不正を良しとする業界の体質。
しかし、
裁判の過程で
農水省も全肉連もするりと抜け出てしまった。
今回の判決では
免罪符まで与えられている。
しかし、
その体質を業界全体で反省していないことは、
当時の疑惑の会長、副会長が
いまだに理事の中に留まっている
全肉連をみれば明らかだ。

それにしても
何という徒労だろう。
壮大な無駄、
莫大な時間の浪費。

控訴審での浅田被告は、
第1審の時と違い、
大変精悍で元気だった。

その姿を見ながら、
事務局長は思った。
このお方は本当に幸福なのだろうか、と。

一代で巨大な企業グループを作り上げた才覚。
「食肉の王」とまで呼ばれた大きな影響力。
豪邸を作り、誰もが頭を下げ、君臨している。
しかし、
人生の晩節に待っているのは、牢獄の暮らしだ。

その一方、
町の商店街でこつこつと肉を売り、
正直をモットーとし、
悪いことなどしようとしてもできず、
嘘の表示など考えもせず、
わずかな売り上げで
妻子を養い、子供を育て上げた組合員たち。

同じ食肉業界にたずさわりながら、
その地位は天と地ほど違う。
しかし、本当の幸せとは何なのか。
事務局長には、
巨万の富を得た人から見ればずっと下にいる
小さなわが組合の商店主たちの方が
はるかに輝いて見えるのだが。

「野の花のことを考えて見るがいい。
紡ぎもせず、織りもしない。
しかし、あなたがたに言うが、
栄華をきわめた時のソロモン
(古代ユダヤの王)でさえ、
この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。」

(ルカによる福音書12章27節)


判決の速報  

大阪から只今帰ってまいりました。
偽装牛肉補助金詐取事件控訴審の判決は
控訴棄却
1審判決のまま7年の実刑となりました。
弁護側の主張はことごとく退けられ、
被告の全面敗訴
詳しいことは今晩書きます。

マノン・レスコーとあわや事故  

円高が進行し、
組合の収入予測が千万円単位で減っています。
昨年秋には
「記念行事積立金を取り崩さなくてもやれそうだ」
などとニコニコしていたのに、
年が明けた途端にこれです。
収支にも税務にも影響はありませんが、
やはり損した気分は捨てられません。

今日、某メーカーの方が事務所に来訪し、
ある問題で話しました。
ちょっと不用意には書けない内容なので、
伏せますが、
大きな会社なのに、(あるいは大きな会社だから?)
危機管理意識のなさに驚き。
食品を扱う会社で、
今のご時世
よくまあこんな呑気な、
と感心しました。

夜は、
METライブビューイングの4回目。
2月16日にメトロポリタンて上演した
プッチーニ「マノン・レスコー」です。

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マスネの「マノン」は観たことがありますが、
ほとんど覚えていません。
こちらはプッチーニですから、安心して聴けます。
レヴァインの指揮は、もちろん申し分なし。
エイドリアン・ノーブルの演出も
ドラマと人物を際立たせて、分かり易い。
特に第3幕は前奏曲からして哀切で、
ドラマ部分も音楽も哀切極まりない。
一番プッチーニらしい部分です。

第4幕は、マノンがなかなか死なず、
ちょっとしつこく、白けました。
まるで六段目の早野勘平のよう。
しかし、映像でアップで見せられると、
カリタ・マッティラ(写真)のマノンは辛い。
美人でもないし、「魔性の女」でもない。
一人の騎士の人生を狂わせ、
破滅へ向かうとはとても思えません。
カリタ・マッティラもデ・グリュー役のマルチェロ・ジョルダーニ
第3幕を除いて、
ぱっとしなかったな。

と、書いていますが、
実は中抜けで第2幕を観ていないので、偉そうなことは言えません。

というのは、先の呑気なメーカーの件で、
消費者に電話連絡する必要があり、
夕方かけたら、ご主人が不在だったので、
帰宅時間に合わせてかけることになっていました。
で、休憩時間にかけようとしたら、
電話番号のメモがない。
出掛けのどさくさで事務所に忘れて来たようです。
先方の電話を待つ落ち着かなさを考えると
約束を破るわけにもいかず、
仕方なしに第1幕が終わったところで、
タクシーで芝浦に向かいました。

そこで、あわや事故に遭いそうに。
田町の前を通り少し行ったところで、
前の車の急停車で
タクシーが急ブレーキと急カーブ。
その時事務局長は鞄から書類を出そうとして
気持ちがそちらに行っていたので、
防御できず、
座席で横転、頭を軽く打ちました。
急カーブを切らなければバスにぶつかっていたそうで、
事故にならずによかったですが、
危険がどこに転がっているかわかりません。
運転手は料金をタダにしてくれました。

事務所に戻って、消費者に電話し、
終わると、
再び六本木ヒルズへとんぼ帰り。
そして、第3幕から見始めたわけです。

さて、明日は補助金詐取事件の控訴審の判決の傍聴で、
大阪にまいります。
翌日の朝刊をピックアップするため、一泊します。
一体夜をどうすごせばいいのか
どこでうまいものを食べようか、
と思案中ですが、
そういうわけで、控訴審のいつものレポートは、
一日遅れとなります。


早や3月  

昨夜はダウンで、ブログをサボりました。
一週間の疲れが出たようです。

ハワイで傷めた肩の痛みが取れないので、整形外科へ。
入ってびっくり。
お年寄りのたまり場でした。
どう見ても70〜80歳の人たちが、
常連同士らしい会話をしています。
話の内容は、
病気自慢。
ボケ自慢。

今日は月替わりなので、
保険証を持って来なければならないのに、
全員が忘れています。

レントゲンの現像を待つ間、
マイクロウェーブ照射でリハビリ室に入ると、
ここにもお年寄りが沢山。
主に腰、膝に機械を当てて、じっと動かずにいます。
マイクロ波で暖めると
痛みが取れるようです。
腰が痛い、膝が痛い、
と毎日辛いでしょうね。
自分の10年後の姿かと暗澹たる思いにとらわれました。
どうやら毎日来ているらしく、
痛みとの闘いが日課になっている様子。
治療費も110円だの200円だの、かなり安い。
安いから毎日来れるのでしょうが。

で、事務局長の方は左の肩板(けんばん)というのが損傷しているそうです。
原因はハワイで物を掴む時に力がかかりすぎたため。
治療に2〜3週間かかり、
その間、腕を90度以上上げないように注意されました。
従って、エアロビクスは3週間禁止。
痛みが取れたら、
逆に腕をまわさなければならないそうです。

例の睡眠時無呼吸症候群以来、
病院にはあまり行かない事務局長ですが、
今日は日本の高齢者医療の実際に触れて、
大変貴重な経験をしました。

病院が浦安魚市場のそばだったので、
その後、魚市場へ。
前にも書きましたが、
ここに来ると、猫であった前世の血が騒ぎ、
大量に買い物をして帰りました。

新浦安の市の施設では、いろいろ文化行事をしています。
たとえば、下のようなもの。

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浦安に、そんなに落語好きがいたとは。
↓こんなポスターを見つけ、

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既に始まっていたので、最後の30分だけ聴きました。
講演中は撮影禁止のはずなので、
紹子さん退場の時に撮った写真が、これ↓。

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200席の会場、丁度満席。
さすがにテレビに出ている人の吸引力は違います。
事務局長は後に立って聴きました。

この人は一種の話芸を持っており、
話はオウムからイラク、朝昇龍、母子殺人事件へと広がっていきます。
選挙にどう関連付けるのかと思ったら、
「一方的情報に惑わされず、
自分の判断で行動を」
ということでした。

オウム事件で江川さんが活躍していた頃、
事務局長は手紙を出したことがあります。
ああいえばなんとかの主張に
こう対抗したらどうか、
という激励と助言の内容。
彼女からは丁寧な返信がありました。

[映画紹介]

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デンゼル・ワシントンラッセル・クロウという
二人のオスカー俳優を配した
リドリー・スコット監督の作品。

ニューヨークのハーレムで
死んだ親分の仕事を引き継いで、
東南アジアのヘロイン密輸ルートを確立した男と
一切の汚職から遠いところにいて捜査に腐心する男との対決の話。

麻薬販売は
人の人生を台無しにしてしまう点で
最も憎むべき犯罪だが、
その犯罪組織を作り上げていく過程を
実録的に描いて魅力一杯。
追う者(捜査員)と追われる者(麻薬王)の経過が並行して描かれ、
接触するのはたった2箇所という
ストーリー展開も巧み。

それまで潜行していた麻薬王の姿が捜査線上に浮かぶのが
妻が贈った派手な毛皮のコートを着て人前に出てしまったから
という皮肉も効いている。
そのコートを着たのが
モハメッド・アリの世界戦というのも
ますます味付け濃厚。
浮上したターゲットへの捜査で
アジアからの最後の密輸が
あぶりだされて来るところもスリル満点だ。

両オスカー俳優の演技合戦は、
悪役の方が魅力的という鉄則通り
デンゼル・ワシントンの方に歩がある。
腐敗にまみれたニューヨーク警察の中で
潔癖さを貫くラッセル・クロウの方の
存在証明がない分、
役柄が曖昧
になった。

この作品がリドリー・スコットの演出力で
十分見せたにもかかわらず、
もう一つ感銘に至らないのは、
最後の麻薬王対捜査員の対決が
あまりにさらりとしている
こと。
あそこは、金の力で動かない人間がいることに気付いて
麻薬王の世界が崩壊するところまでちゃんと描いてくれないと、
それまでの積み上げが何のためかか分からなくなる。
まして刑期を終えて出て来た麻薬王が
全然老けていないのはやはりおかしい。
刑務所を出て来た時
時代に取り残された
かつてのギャングスターの孤独
をちゃんと描いてくれないと。

そういうわけで、「5」に近かったのに、
最後のツメが甘く、
5段階評価で
「4」

もう一つ。

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現役の医者・海堂尊のベストセラーの映画化。
ミステリー映画としてはそこそこ面白い

心臓の筋肉の拡張を
一旦心臓を止めて切り取って小さくし、
縫合して戻した後、
心臓の収縮運動を再開するという
「バチスタ手術」を巡る話。
その手術の様子がリアルに描かれるので、
女の方や心臓の弱い方は見ない方がいい。
随分乱暴な手術とは思うが、
一旦止めた心臓がもう一度動き始めるかどうかが
サスペンスを呼ぶ。

成功率60パーセントにもかかわらず、
26連勝した優秀なチームが
3回続けて術中死で失敗。
その原因を探るために
外科手術には全く素人の
心療内科医が指名されて捜査を始める、
という全く新趣向が興味を呼ぶ。
事件を巡る病院内の人間模様も面白い。
何より手術シーンの張りつめた描写が映画として優秀だ。

一旦「問題なし」と結論付けようとしたのを、
厚生労働省の役人が関わって、
「これは殺人だ」と
再捜査を始める後半は、
安部寛の役柄が賛否を呼ぶだろう。
ミステリーなのかコメディなのか。
ま、両方でもいいんだが。

ただ、今までのミステリーとは違う新機軸に
事務局長は楽しく観た。
役者の中では
執刀医役の吉川晃司がなかなか巧く、感心した。

とはいえ、「4」は上げられず、
5段階評価の「3.5」





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