シルク・ドゥ・ソレイユとジンギスカン  

↓は、数日前に各全国紙に掲載された2面ぶち抜き広告。

クリックすると元のサイズで表示します

↓右下にあるのは、東京ディズニーリゾート5番目の直営ホテル。

クリックすると元のサイズで表示します

その名も「東京ディズニーランドホテル」ですから、
満を期しての登場と言っていいでしょう。
東京方面から京葉線に乗って
長い旧江戸川を渡ると、
右側にこのホテルが出迎えることになります。
まさに浦安市のゲート
7月8日が待ち遠しい。

↓左下には「シルク・ドゥ・ソレイユ」の新劇場の広告。

クリックすると元のサイズで表示します

現在建設中の劇場は、意外と小さく、座席数は2170。
外観等は↓をクリック。

http://www.cirquedusoleil.co.jp/new_tokyo_show/theatre.php

ショーの内容はまだ秘密。
北米以外で初の常設館でのショーがどんなものになるか、
「KA」以上のものになると期待しています。
10月1日が楽しみです。
(チケットを取るのが大変でしょうが)

さて、今日はカミさんと共に銀座に出て、観劇。↓

クリックすると元のサイズで表示します

ル テアトル銀座というのは、銀座一丁目にある劇場。
昔の人は「ベン・ハー」を全国でたった2館だけで
1年間以上続映した
「テアトル東京」があったところと言えば分かるでしょう。

平岳大(ひら・たけひろ)は、
(以下、敬称略)
「ひら」という名前で分かるように、
平幹二朗の息子さん。
母親は佐久間良子ですから血筋は役者のピカピカDNA。
慎重183センチの大柄な体は舞台で映える。
間違いなくこれから延びる役者さんです。
まだセリフに感情が乗っていない部分が散見されたが、
まあ、父上のようになるのは、これからですね。

今回は彼の初の座長公演。
作品のルーツは牧逸馬が市川猿翁のために書き下ろした戯曲で、
これを窪田篤人が脚色して、長谷川一夫主演で東宝で上演、
更に窪田篤人の新脚本でミュージカル仕立てにして
明治座で昭和61年に松平健が演じたもの。

昔の東宝での芝居や明治座のスターシステム公演には、
こういうものがよくあった。
スターが出て来て、
歴史上の人物を演じ、
恋あり、陰謀あり、剣劇あり、
その上、歌まで歌ってくれるのだから、
ファンにはたまらない舞台となる。

問題はファン以外の人が観る場合で、
そういう意味では、辛い。
話も相当古くさく、今どきこういう展開はないなあ、
と思いつつ観た。
古いから悪いとは言えず、古典は古くてもやる価値はあるが、
残念ながら、この作品は古典とは言えない

一つ踏み込めば、
シェイスクピアにもなりそうな部分、
などと思いながら事務局長は観ており、
終わりの方のカルカの死から葬列の場面では、
ワーグナーの「神々の黄昏」の「ジークフリートの葬送行進曲」が
事務局長の頭の中では鳴っていた。

それにしても、半端なミュージカル化はやめた方がいいと思うが。
始めの方で、ジンギスカンの代わりにカルカが踊って歌うシーンがあり、
まあ、芝居の中での必然性はあるのだが、
それを追ってジンギスカンが歌いだした時には
座席の上で飛び上がった。
そうか、そういう芝居だったのか。

(後でプログラムを見て、
前記のとおり、昔の東宝の芝居や
明治座の松平健の公演にルーツがあることを知った次第。
そういえば、「踊るマハラジャ」を観た時、
松平健の芝居を思い出した、
あの時と似ている。)

別に歌が入るから悪いというわけではない。
ただ、問題は音楽性
あまりにお手軽ではないか。
ブロードウェイのミュージカルは、
歌がドラマの進行を担い、
ドラマを押し進める。
何より歌詞が良く、メロディーが美しい。
それだけの力のある歌詞と曲を
作詞家と作曲家が作り上げて舞台にあげる。
しかし、これでは・・・。
甘口のお菓子に更にシロップをかけたみたいになってしまう。

葬送の時の曲、
更にカーテンコールでの曲に象徴されるように
あまりに音楽性が低すぎる
宝塚のようなもので満足している人にはいいだろうが、
もっと高いレベルのものを聴いている人には
安っぽすぎて話にならない。

などとけなしてしまったが、
見所は、
やはり若いスター俳優の誕生の過程を観ていること。
若林豪や榎木孝明がしっかり脇を固めて主役を支える。
そして、猿之助の演出。
総合演出 市川猿之助」というのがどれほど関与しているのか分からないが、
間違いなく猿之助のテイスト
ケレン味たっぷりで視覚的。
特に第1幕の幕切れ、敵に囲まれた平たちが高い所に立ってみえを切るところに砂塵に巻き起こされた枯れ葉が舞うシーン。
また、カルカの葬列が舞台奥にひっこんだ後、
遠くに葬列の火の列が見えるところ、
最後にカルカとの約束の「砂漠の向こうにある海」が
現れて来るところ。

総勢48人の役者はよく統制されていたし、
場面転換もスムーズ。
へんに歌など入れず、
脚本に手を加えて、
もっと人間ドラマとして際立たせた方
この若い前途有望な役者の資質に合っていたように思うのだが。

(松平健は、後に「マツケンサンバ」でブレイクするように、
あの人にはそういう資質があったので、
歌入り芝居が向いていた。
平岳大はむしろドラマ性の豊かさで進むべきだと思う)

後に
「俺は平岳大の初座長公演を観たぞ」と自慢したい方は
是非行ってください。

↓はテレビのコマーシャル。

http://jp.youtube.com/watch?v=pQAyg9i5fFM

ところで、
その父・平幹二朗
蜷川幸雄と組んで「リア王」をやる。
場所は、彩の国さいたま芸術劇場。
土日の切符は既にないので、
平日、勤めを終えた後、
はるばる観にいくことにしました。

↓最後に、我が家の「こはる」。

クリックすると元のサイズで表示します

こういう愛らしい寝姿を
遺伝子はどうやって受け継がせているのだろうか。






AutoPage最新お知らせ