休日出勤とヘンゼルとグレーテル  

本日は休日出勤
昨年と違い、今年はやらないつもりでしたが、
新聞の発行日(15日)と連休の関係で、こうなりました。

で、めでたく新聞は終了。
明日発行となります。

夕刻からは、品川プリンスシネマのZEROシアターへ。
ZEROシアターなんて、いつ出来たかと思ったら、
前のアイマックス・シアターのことでした。
巨大な画面をわざわざ小さくして使っています。
ついに、アイマックスは品川でも沈没
新宿でだめなものが品川でうまくいくはずがなく、
やはり日本はアイマックスが受け入れられない土壌ですね。

作品はMETライブビューイングの今年の2作目、
フンパーディンクの「ヘンゼルとグレーテル」です。

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メトロポリタンで元日に上演した作品の中継録画。
客席が映ると、親子連れが沢山観ていました。

実は事務局長、この作品は初めて
CDさえ聴いたことがありません。

原作はグリムで、ものすごく残酷な話です。
読みたい方は、↓をクリック。

http://www.aozora.gr.jp/cards/001091/files/42315_15931.html

これを大変凝った装置と衣装でやります。
新演出で、とても斬新
でも、あまり楽しめませんでした。
なぜかというと、
全体的に品がないからです。
やはり、オペラは音楽と演出の間から香りが立ち上ってくれないと

劇場は4割程度の入り。
ネットで予約したのですが、
予約の段階で席番号が出ません。
しかも当日でないとチケットがもらえず、
更に、その段階で座席がエリアでしか決まっていないという不思議さ。
あらかじめ印字してあるチケットから係が人数に合うものを探します。
ネット予約の分はある程度良い席だというのですが、
これでは当日早めに来なければなりません。
センターから外れた席しかないので、
事務局長は交渉して、
空き座席のあった後方中央を確保。
これではネット予約の意味がありません。

舞浜のシネマイクスピアリの場合は、
一週間前からネットで受け付け、
その際、エリアを選んだ上で、
座席番号が出ます。
自動的なのが難ですが、
その段階で席が悪いからとキャンセルが可能。
受け付け後は、
いつでも劇場前の機械に
予約番号と電話番号を入れれば、
さっとチケットが出てきます。
実に合理的。
それに比べると、
プリンスシネマ、相当遅れています。



シルク・ドゥ・ソレイユとジンギスカン  

↓は、数日前に各全国紙に掲載された2面ぶち抜き広告。

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↓右下にあるのは、東京ディズニーリゾート5番目の直営ホテル。

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その名も「東京ディズニーランドホテル」ですから、
満を期しての登場と言っていいでしょう。
東京方面から京葉線に乗って
長い旧江戸川を渡ると、
右側にこのホテルが出迎えることになります。
まさに浦安市のゲート
7月8日が待ち遠しい。

↓左下には「シルク・ドゥ・ソレイユ」の新劇場の広告。

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現在建設中の劇場は、意外と小さく、座席数は2170。
外観等は↓をクリック。

http://www.cirquedusoleil.co.jp/new_tokyo_show/theatre.php

ショーの内容はまだ秘密。
北米以外で初の常設館でのショーがどんなものになるか、
「KA」以上のものになると期待しています。
10月1日が楽しみです。
(チケットを取るのが大変でしょうが)

さて、今日はカミさんと共に銀座に出て、観劇。↓

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ル テアトル銀座というのは、銀座一丁目にある劇場。
昔の人は「ベン・ハー」を全国でたった2館だけで
1年間以上続映した
「テアトル東京」があったところと言えば分かるでしょう。

平岳大(ひら・たけひろ)は、
(以下、敬称略)
「ひら」という名前で分かるように、
平幹二朗の息子さん。
母親は佐久間良子ですから血筋は役者のピカピカDNA。
慎重183センチの大柄な体は舞台で映える。
間違いなくこれから延びる役者さんです。
まだセリフに感情が乗っていない部分が散見されたが、
まあ、父上のようになるのは、これからですね。

今回は彼の初の座長公演。
作品のルーツは牧逸馬が市川猿翁のために書き下ろした戯曲で、
これを窪田篤人が脚色して、長谷川一夫主演で東宝で上演、
更に窪田篤人の新脚本でミュージカル仕立てにして
明治座で昭和61年に松平健が演じたもの。

昔の東宝での芝居や明治座のスターシステム公演には、
こういうものがよくあった。
スターが出て来て、
歴史上の人物を演じ、
恋あり、陰謀あり、剣劇あり、
その上、歌まで歌ってくれるのだから、
ファンにはたまらない舞台となる。

問題はファン以外の人が観る場合で、
そういう意味では、辛い。
話も相当古くさく、今どきこういう展開はないなあ、
と思いつつ観た。
古いから悪いとは言えず、古典は古くてもやる価値はあるが、
残念ながら、この作品は古典とは言えない

一つ踏み込めば、
シェイスクピアにもなりそうな部分、
などと思いながら事務局長は観ており、
終わりの方のカルカの死から葬列の場面では、
ワーグナーの「神々の黄昏」の「ジークフリートの葬送行進曲」が
事務局長の頭の中では鳴っていた。

それにしても、半端なミュージカル化はやめた方がいいと思うが。
始めの方で、ジンギスカンの代わりにカルカが踊って歌うシーンがあり、
まあ、芝居の中での必然性はあるのだが、
それを追ってジンギスカンが歌いだした時には
座席の上で飛び上がった。
そうか、そういう芝居だったのか。

(後でプログラムを見て、
前記のとおり、昔の東宝の芝居や
明治座の松平健の公演にルーツがあることを知った次第。
そういえば、「踊るマハラジャ」を観た時、
松平健の芝居を思い出した、
あの時と似ている。)

別に歌が入るから悪いというわけではない。
ただ、問題は音楽性
あまりにお手軽ではないか。
ブロードウェイのミュージカルは、
歌がドラマの進行を担い、
ドラマを押し進める。
何より歌詞が良く、メロディーが美しい。
それだけの力のある歌詞と曲を
作詞家と作曲家が作り上げて舞台にあげる。
しかし、これでは・・・。
甘口のお菓子に更にシロップをかけたみたいになってしまう。

葬送の時の曲、
更にカーテンコールでの曲に象徴されるように
あまりに音楽性が低すぎる
宝塚のようなもので満足している人にはいいだろうが、
もっと高いレベルのものを聴いている人には
安っぽすぎて話にならない。

などとけなしてしまったが、
見所は、
やはり若いスター俳優の誕生の過程を観ていること。
若林豪や榎木孝明がしっかり脇を固めて主役を支える。
そして、猿之助の演出。
総合演出 市川猿之助」というのがどれほど関与しているのか分からないが、
間違いなく猿之助のテイスト
ケレン味たっぷりで視覚的。
特に第1幕の幕切れ、敵に囲まれた平たちが高い所に立ってみえを切るところに砂塵に巻き起こされた枯れ葉が舞うシーン。
また、カルカの葬列が舞台奥にひっこんだ後、
遠くに葬列の火の列が見えるところ、
最後にカルカとの約束の「砂漠の向こうにある海」が
現れて来るところ。

総勢48人の役者はよく統制されていたし、
場面転換もスムーズ。
へんに歌など入れず、
脚本に手を加えて、
もっと人間ドラマとして際立たせた方
この若い前途有望な役者の資質に合っていたように思うのだが。

(松平健は、後に「マツケンサンバ」でブレイクするように、
あの人にはそういう資質があったので、
歌入り芝居が向いていた。
平岳大はむしろドラマ性の豊かさで進むべきだと思う)

後に
「俺は平岳大の初座長公演を観たぞ」と自慢したい方は
是非行ってください。

↓はテレビのコマーシャル。

http://jp.youtube.com/watch?v=pQAyg9i5fFM

ところで、
その父・平幹二朗
蜷川幸雄と組んで「リア王」をやる。
場所は、彩の国さいたま芸術劇場。
土日の切符は既にないので、
平日、勤めを終えた後、
はるばる観にいくことにしました。

↓最後に、我が家の「こはる」。

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こういう愛らしい寝姿を
遺伝子はどうやって受け継がせているのだろうか。



疲れが取れない  

疲れが取れません
凝りをほぐしてもほぐしても
中から凝りがわき起こって来るような感覚。
正月休みでゆっくりするはずが、
「24」の一気観がいけなかったのか。

事務所の方は、
長い一週間
訪問者も一段落し、
新聞の編集も終盤に。
「すき焼きの日」の牛肉の注文は、
過去最高になっているそうです。

監査会の資料を作り、
年度末決算の見込を立てたら、
何とトントン
実際の決算上は、
記念行事積立金の取り崩しがありますので、
大幅黒字ですが、
取り崩し額と経常利益がほぼ同じということは、
つまり、トントン。
通常業務と組合内助成事業に加え、
50周年記念行事をした上で、トントン。

ということは、
記念行事の費用分
今年は利息収入が多かったことになり、
その分を神様がプレゼントしてくれたと考えていいでしょう。
組合は神様に愛されている、
というのが、
最近事務局長の口を出る言葉です。

今日は父の誕生日
生きていれば、ちょうど100歳になります。
今日、計算してみて、初めて気づきました。
亡くなったのはもう22年も前。
享年78歳。

と、ここまで書いて、
父親の海軍時代の写真を出して眺めていたら、
突然ポロポロと涙がこぼれて止まらなくなりました。
どうしたことか。
お迎えでも来ているのか。
「たまには思い出してくれよ」
とでも言っているのか。

うわ、思い出し始めたら、
これも止まらなくなった。

父親は茨城の田舎の出身。
三男だったので、家 (農家) は継がず、
東京に出て、海軍に。
海軍経理学校を首席で出て、
恩賜の短剣を授与。
横須賀の海軍で事務職をしていました。
頭の良い人だったので、
めきめき頭角を著わしたそうです。

敗戦で海軍をやめた後、
数奇な運命を辿るのですが、
ここから先は、
あまり書くと親戚筋から叱られるので、書けません。

ただ言えるのは、
DNA恐るべしで、
組織運営や企画立案、行事運営などには力を発揮したようです。
もちろん経理面は得意、
出版物を出すのも大好きでした。
最後に所属した海軍の親睦団体では
何百名かを引き連れて、
南太平洋で「洋上慰霊祭」というのもやりました。

そっくりです。
同じことをしています。
そんなことを考えながら過ごす週末になりそうです。


愚かな行動  

「頭の中の会議室」にやってきた「新聞記者」は、
午後には記事を書き終えて出て行ったので、
議長 (統一人格=事務局長) は
再び次年度の計画・予算に向かいました。
様子を見ていた二人の人も
「こりゃ、まだ駄目だな」と思ったのか、
行ってしまいましたので、
静かに仕事を。
忘れていった「アーミッシュの人びと」
事務局長は今、読んでいます。

何だか今週は長いな、
と思っていたら、
日曜から業務が始まっていたことに気づきました。
来週は月曜が休みなので、
短い週になりそうですが。

7〜9日にかけて
新年挨拶の方が沢山お見えになりました。
個人的には、わざわざ来なくていいのに、
と思っているのですが、
日本人の美風のようです。
せっかく来たのですから、
記念誌を持ち帰ってもらいましたが。
不思議なことに、
証券会社関係が一人も来ないのはなぜでしょうね。
そういう申し合わせでもしたのかと思うくらいに、
見事に誰も来ません。
年が明けた途端に円高や株安でそれほどではないのでしょうか。

東京カレーのメーカーからすき焼きのたれの見本を送ってきたので、
せっかく1月29日が「すき焼の日」なのですから、
連動して推進しようと思い、
組合の利益なしで提供することにしました。
新聞にも情報を載せようと思いましたが、
某有名たれメーカーの広告が出ていて、
その中にすき焼のたれがあったので、断念。
やはり道義というものがありますからね。

事務局長をしていると、
様々な情報が入って来ますが、
その中に、最近、
とても愚かな行動、発言が見受けられ、げんなり。
理性的に考えれば、
そんなことを言ってはならないのに、
そうなってしまう。
まあ、そういう部分も含めて組織ですから、
包括して前向きなエネルギーに変えていくのが
事務局の仕事です。

ただ、人生の残された時間も事務局長としての時間もそう長くはないので、
愚かしい人や組織や事柄や言葉からは
距離を置こう
と思っています。
貴重な1年、貴重な1月、貴重な1日、
貴重な1時間、貴重な1分、貴重な1秒は
やはり覚醒した視線で生きていたいと思います。


頭の中の会議室  

今朝アクセスした方、申し訳ありませんでした。
ベッドが
「おいでよ〜、あったかいよ〜、温まりなよ〜」
と呼んでおり、
一旦この誘惑に乗ると、
確かに心地よく、
はっと気付いたら、朝でした。
たいていは夜中に目が覚めるのですが、
それもありませんでした。

妙な疲れが体を襲っています。
それも昨年の反動でしょうか。

今、事務局長の頭の中の会議室は閑散としています。
昨年はこの会議室で、
事務局長の多重人格のメンバーが騒いでいました。

本の編集者や旅行の添乗員、興業師、ジャーナリストらが、
わいわいと会合を繰り返していました。
普通の組織だったら、
五十周年記念事業委員会というのを作って、
それぞれ役割を分担してやるものですが、
組合の場合は、
役員は決定役で、
あとの運営は事務局長の多重人格が全部やります。
元々一人の人間ですから、
実に気が合って、有機的に動いて効率がいい。

それが年が明けたら、
「じゃ、俺、帰るわ」と
一人二人と去って行って、
今は経理担当の人格が来年の予算作りなんかを一人でやっています。

こういう状態になると何が起こるか。
それまで隅の方に座って会議に参加しないで本を読んでいて、
時々チラリと「いいのか、これで」という視線を向けていた奴が
ぱたりと本を閉じて、
椅子から立ってやって来ます。
そして、議長(統一人格=事務局長)の 顔を覗き込んで、
「ねえ、そろそろ、何か書かなくていいの?」
などとささやきます。
手にしている本を見ると、
「ブラッドベリがやってくる」です。

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「火星年代記」「華氏451度」の
大家の創作の秘密を書いた本。
何を言わんとしているかは明らかです。

そのうち、もう一人、
会議室に入らずに廊下でうろついていた奴が、
「あ、会議が終わってる」
とばかりに入って来ます。
高校2年生の時から付き合っている人格。
そいつが側までやって来て、
疲れた様子の議長をいたましそうに見て、
「たまには、昔みたいに人生について考えようよ」
などと言います。

こいつの手にしている本は
「アーミッシュの人びと」

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アーミッシュというのは、1693年にスイスや南ドイツで興った
プロテスタントの一宗派。
迫害を受けてアメリカに渡り、
独特なセツルメント(共同社会)を形作り、
「従順」「謙虚」「服従」「倹約」「質素」を基本とし、
「愛」と「自己犠牲」を最上の美徳として生きています。

セツルメントでは電気も自動車も禁止されており、
当然テレビもありません。
その中で
農耕を神から与えられた尊い使命として生き、
女性は家事をこなすことを生きがいとしています。
「早い」よりも「遅い」こと大切と思っていますから、
とことんまで便利さを追及した
アメリカ文化には完璧に背を向けた生活です。

その独特な文化は
ハリソン・フォードの映画「刑事ジョン・ブック/目撃者」(1985)に
描かれて有名になりました。
(電気もないから映画もなく、
彼ら自身は、あの映画は観ていなのことになります)

やはり時代の流れで、
外の世界に離脱していく若者がいる一方、
今の世の中を嫌い、
逆にアーミッシュの群れに入っていく人もいます。
いわば、文明の進歩と人間の本来の属性との相剋の例で、
こういう小さな宗教集団に対して
事務局長は昔から強烈な関心を持っています。
できれば、
小さな農場を営むコミュニティに帰属して、
名もなき末端の農夫として人生を終わりたい、
などと思ったりもしていますので。

しかし、事務局長を御存知の人はお分かりのように、
テレビも映画もない、
では事務局長はとても無理ですし、
世界中に行っていないところが沢山ある、
観ていないものが山ほどある、
食べていないものも一杯ある、
などと欲望ギンギンですから、
まだそういうところに落ち着くことはないでしょうが。

アーミッシュについて関心のある方は、↓をクリック。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5

「刑事ジョン・ブック 目撃者」については↓をクリック。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%91%E4%BA%8B%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF_%E7%9B%AE%E6%92%83%E8%80%85

事務局長の頭の中の会議室は今、そんな様子ですが、
今日、新聞記者が一人入って来て、仕事を始めましたので、
議長に近づいていた二人の人は、
ちょっと遠ざかって行ったようです。





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