直木賞候補7作読破  

台湾の理事・支部長会で決まった
共助会の本部事業への統合に合わせて、
新たな資産運用をすることになり、
先週各証券会社から提案を出してもらい、
金曜日の常務会前に理事長・専務理事・事務局長の4者で検討。
その結果を朝、証券会社各社に連絡しました。
各社頑張ってくれたのに、
1社に絞るのは辛いですが、
仕方ありません。
選考の内容は一覧表にして公表しますので、
落ちた会社が納得するものでなければならず、
好き嫌いでは選べません。
やはりオープンな入札をすべきで、
随時契約はいけませんね。

午後は提案を受け入れた会社との打ち合わせや
業界紙記者の来訪などを受けて、
結局、『東京食肉新報』12月号には取りかかれず。

今日になって、
記念誌の定款の部分を念のために見たところ、
直すべき部分がみつかり、ひやり。
公式のデータを移したので、
安心して、
まともな校正をしていなかったのですが、
やるべきことはちゃんとしなければいけませんね。

記念誌の重圧がなくなったので、
夜は映画を2箇所はしご。
一つは見逃していた
「四分間のピアニスト」
感動作かと思ったら、
相当無理のある話で、
しかもストーリーテリングがぎくしゃくしており、外れ。

もう一つは、
山村浩二のアニメ作品集
アカデミー賞の短編アニメ部門で候補にあがった
「頭山」「年をとった鰐」「こどもの形而上学」
それに、目玉の「カフカ 田舎医者」

「頭山」は御存知、落語ネタで、それを浪曲調に展開。面白い。
「カフカ 田舎医者」はカフカのテイストをうまく生かした不条理アニメ。
田舎医者の不安と孤独を見事に表現。
天才の所業であることがよく分かる、息を飲む作画。
病気のこどもの「先生、ボクを死なせて」の言葉はせつない。
相当高度な内容。

事務局長が面白がったのは、
「年をとった鰐」の語り口。
中盤のワニとタコのくだりは、ニコニコしながら観てしまいました。
山村はやがてオスカーを必ず取るでしょうが、
しかし、この人の作品は一般性がないんです。

[書籍紹介]

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ある大学の男女の夜の町の出来事や
古本市、学園祭、風邪の流行などを描いて、
何とも不思議な世界。
この人の「走れメロス」もそうだが、
描いてある社会的事象からみて、明らかに現代の話なのに、
何だか大正時代の話のような雰囲気が横溢する。
つまり、心の中に暖かいロマンの香りがあふれる。
そういう意味で
こういう話を好きな人にはたまらないだろう。
もう少しするとブレイクしそうな予感。

以上で、先の直木賞の候補7作を読み終えた。
事務局長の評価は、
@吉原手引草(松井今朝子)
A赤朽葉家の伝説(桜庭一樹)
B俳風三麗花(三田完)
C鹿男あをによし(万城目学)
D夜は短し歩けよ乙女(森見登美彦)
E玻璃の天(北村薫)
Fまんまこと(畠中恵)
の順。
A以下のどれが受賞しても、買って読んだ読者は
「これが直木賞?」
と首を傾げただろうが、
「吉原手引草」首を傾げようのない、堂々たる受賞作
事務局長は@〜Cまでお薦め。





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