常務会資料と大連立  

昨夜は半徹夜に。
常務会の資料作りのためです。
こんなに凝らなくてもいいのに、
というような資料を作ってしまいますので。

事務所でも、
一方で作りながら、
一方で印刷、
その間に各部長にFAXして了解を取り、
修正し、
などという
綱渡りみたいなことをして、
夕刻、帳合、袋詰めをして完成。
やれやれ。

その合間にいろいろなお客さん。
業界紙の記念広告記事も追い込み。
その追加原稿、
更に、資産運用の準備で証券会社と打ち合わせ。

何だか集中してしまいましたね。
しかし、
給料もらって仕事している人間が忙しいのは当たり前ですからね。

ところで、小沢さん。

うちの娘が、
会社から帰宅して
テレビで「辞意撤回」のニュースを見た途端、
「だめじゃん!」
と叫びました。
「一度口にしたことを、すぐ撤回なんて・・・」
恥ずかしながら、
うちの娘は、それほど政治の動きに関心があるわけではありません。
その娘の、
この単純な感想
これを大切にしないといけません。
うだうだ説明して、
ようやく結論に至って、
「ふ〜ん、そうなんだ」
などといのは、日本語では「言い訳」といいます。

それにしても、
今度も日本的情実のあいまい決着。
どうして理性的・理論的に筋道を立てて話が進まないのでしょうか。
それはやはり「大連立」についての認識が問題だったようです。

「大連立」と「政権交代」は矛盾しない
というのは、
世界の政治を多少かじったものなら「常識」の範疇。

英国労働党が政権政党になったのは、
大恐慌後の挙国一致内閣、
第二次大戦下の挙国一致内閣に参画した後、
1945年の総選挙で大勝して以後です。
イギリスでは、
大連立を経て初めて
保守党・労働両党の2大政党制が定着
しています。

西ドイツ社会民主党が政権政党になったのは、
1966年、キリスト教民主同盟と大連立政権を組んだ後の、
1969年の総選挙でです。
第一、ドイツは今でも大連立政権で、
連立を組んでも、
次の選挙によって単独政権を目指せばいい
のです。

むしろ、
万年野党が政権担当能力をつけるプロセスが大連立であり、
大連立こそが「真の二大政党制時代の入り口」となる

という人もいます。
「政権交代のための大連立」です。

小沢さんはそこまで考えていた、
と事務局長は思いたいですが、
今回の民主党の騒動で、
丸く収めるために引っ込めてしまいました。
いかにも日本的。

「衆参ねじれ」は国民にとっては「国難」で、
ねじれ解消にはいったん大連立をという
「大人の政治家の発想」を、
福田さんと小沢さんが共有したことが、
今回のの大連立の原点。
しかし、民主党議員は付いてこれませんでした。

民主党の役員たちは
「民主党単独政権じゃなけりゃいやだ」
と駄々をこねたわけで、
その背景には
「次の総選挙も勝てる」
というおごりがあり、
「次の選挙は難しい」
とリアルに考えた小沢さんとの違いです。

今日の小沢さんの平身低頭ぶりは
やはり、この人らしくない
自分らしくないことをした後の
忸怩たる思いは、
深い澱となって人の心を腐らせます。

いつか爆発するでしょうが、
一旦前言撤回をした人の言葉は重みを失い、
今後小沢さんが辞意を口にしても、
「またか」と
誰も信じないでしょう。

「全員の総意」を演出されて、
それに乗った小沢さん。
いつの日か、
「全員の総意」でやめさせられますよ。
貫いてほしかったな、小沢さん。







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