マスコミの傲慢・その後  

先日書いた「マスコミの傲慢」について、
その後、動きがありました。

先日のブログの書き方に多少「奥歯にモノがはさまった」ような感じが
あったと思いますが、
あれは、記者との最終結論について、
「一人歩き」が始まることを先方が危惧していたので、
それについて配慮したためです。
なにしろ、電話でのやり取りで証拠がありませんので。

しかし、その後、展開に変化がありました。
と、進める前に、その記事を見てもらいましょう。

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問題は最後の5行。
最高級の「5」は高級外食店やデパート向けで、
「2」は精肉、
「1」はひき肉などに加工して売られる場合が多い。
というくだり。

これについて、記者は、
「2」が精肉店で売られている、と一言も書いてはいない、
と言うわけですが、
「5」も「4」も「3」も精肉になるわけですから、
そもそもこの書き方が間違いで、
わざわざ「2」は精肉、
と書けば、
「2」は精肉店で売られる、
つまり、高級肉は料亭やデパートで売られ、
質の悪い肉は町の肉屋で売っている、
と受け取られても仕方ありません。

少なくとも、
組合員の中でそう受け取った人がいたから、
組合に「謝罪させ、訂正文を出させろ」という要望が来たわけです。

展開に変化が、
と書いたのは、
事務局長が記者と電話で話している間に、
近藤理事長が抗議のハガキを投函しており、
それについて正式な回答が文書で来たからです。

その全文を掲載するわけにはいきませんが、
いろいろ言訳を述べた後、
「あくまで一般読者にわかりやすい表現を心がけた結果、
言葉足らずになって誤解を招き、
精肉店経営者の方々に不愉快な思いをさせたとしたならば、
それは本意ではありません。
今回、貴重なご指摘をいただいたことを教訓に
今後、同様の記事を掲載する場合には十分留意します。」

とあります。
不適切な点があったことは認め、今後気を付けるというのであれば、
これ以上追いつめる必要はないと思い、
このへんでおさめることにしました。

我々食肉業界は
BSE以降、マスコミの報道による「風評被害」を受けてきました

それは、マスコミのにわか勉強危機を煽る報道姿勢によるものです。
その報道姿勢は、現在のアメリカ産牛肉の輸入停止問題でも続いています
異常プリオンの分布比率から見て、
牛肉そのものに危険性はないのに、
まるで牛肉を食べたら病気になるかのような報道姿勢は改められていません。
我々はそういうマスコミに機会あるごとに
正しい情報を提供し続けなければなりません
が、
今回のことは、
その一つの良い例を作ったと思います。

それにしても、
近藤理事長のハガキの文面はものすごかった。
知りたい方は事務局長まで。




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