マスコミの傲慢  

昨日のことですが、
事務局長、某新聞の記者とやりあいました
久しぶりですね、こんなこと。

5年前のBSE騒動のさ中、
芝浦で「幻の2頭目事件」というのがありました
全頭検査の準備中に、芝浦で擬陽性の牛が出て、
大騒ぎになった時、
テレビが「BSEにかかった牛の肉が店頭に陳列している可能性がある」と
報道しました。
事務局長は即座にテレビ局に電話。
「肉には熟成期間というものがあり、
と畜された牛の肉がただちに店頭に並ぶことはあり得ない。
撤回せよ」と。
相手の担当者は熟成期間というものがあることさえ知りませんでしたが、
「問題の牛の肉が店頭に並んでいないという確証を得るまでは撤回できない」とへ理屈を言います。
「あなたは合理的推論というものを知らないのか。
合理的に考えれば、問題の牛の肉が店頭にないことは推論できるだろう」
などとやっている間に放送は終了。
BSEで組合員店頭での牛肉の売れ行きが最も落ちた
(以前の5分の1)のは、
この直後です。

2度目は、某テレビ局
「イタリアで人間に感染。
感染源はBSEにかかった牛の肉と言われている」
とやった。
ただちに電話。
「肉の中には異常プリオンはいないから牛肉て感染することはあり得ない。撤回せよ」
責任者は、
「現地でそう言われているから、言われている、と放送したまでだ」と言い、
「あなたは現地で言われていれば、真偽にかかわらず放送するのか」
と激論。
その間に放送は終了。

今回は4年ぶり?
問題の記事は、牛肉の格付けを学習するコラムで、
歩留りでABCの3段階、
肉質で1〜5までの5段階があることを説明し、
「5」の肉は高級料理店やデパート向け。
「2」は精肉、「1」は挽き肉として売られることが多い。
と書いたのでかみついた。
「あなたは、専門店が差別化のために、高級和牛を売っているのを知らないのか」
「知っている」
「ならこの書き方は誤解を与えるではないか。
事実、組合員から、
われわれ精肉店は低級な肉しか売らないというのか、と抗議が来ている」
「2を精肉店で売っているとは書いていない」
「しかし、○は○○、○は○○と並列すればそうなるではないか」
などというやり取り。

マスコミの方は自分の間違いを認めません。
その記事でどんなに苦しんだり、傷ついたりする人がいても、平気
「そういう読み方を一部の人がしたとしても、
新聞の宿命だからしかたない。
新聞記事はスペースが限られ、どうしても全てを書くことはできない」
いやですねえ、インテリの言い訳は。
内心「まずかった」と思っているのが分かるから、実にみっともない。

前に私はNHKの労働組合の招きによるシンポジウムで、
「マスコミの方はよく斬れる大きな刀をもっている。
その刀を振り回す時、
弱い者たちが一緒に斬られていることを忘れないでほしい」

と訴えました。

自分の書いたことを決して撤回しない
マスコミの方は本当に傲慢です。




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