理事長の抗議文  

やはり問い合わせがありましたね。
「理事長の抗議ハガキの内容をきかせて下さい」
という電話が。
二人ほど。
この話は三役会でしただけなので、
「え? どうして知っているんですか?」
と聞くと、
「ブログで見ましたので」とのこと。
こちらが忘れていましたのに。

いよいよ明日は全肉連の総会です。
新しい会長と、減員した副会長3人が決まるはず。
既に2人までは分かっています、
と言ったらヘンですね。
部外者なのに。
当たるも八卦。
よその団体のことですから、傍観しています。

このブログを読んできた方や
事情を知っている方は、
牛肉買い上げ制度や補助金詐取事件、
都肉連の脱退、等の一連の動きの最終章
だと分かるはず。
5年ごしの話です。

静かな職場と戦場のアリア  

本日の事務所は静かでしたよ。
8人のうち3人が休みでしたから。
中でも、業務のSさんは、
いつも電話で仕入れや受注をにぎやかにしているので、
その話し声がないだけでも、すごく淋しい。

表示関係の訪問者や業界紙の記者なども来て、
事務局長はいろいろやっていましたが。

事務局長は公正取引協議会の方も担当しているので、
表示の問い合わせが結構あります。
これには波があって、
たとえば、去年、フォルクスが公取委にあげられたりすると、
「成形肉」の問い合わせがどっと来たりで、世の中の動きが分かります
10月に加工食品の表示改正の猶予期間が終わるので、
加工度の低い食肉加工品の原料原産地の表示の問い合わせがちらほら始まっています。

帰りは、前から観るつもりだった映画が金曜日で終わるので、
帰宅途中、観ました。
作品は「戦場のアリア」

クリックすると元のサイズで表示します

1914年、第一次大戦下のフランス北部の村。
至近距離で対峙していた仏英独三国の兵士たちが、
クリスマス・イブの夜、
テノールの歌声とバグパイプの音色に誘われて、
一夜の休戦をし、交わりあう話。
さっきまで殺し合い、また明日には再び殺し合う相手と束の間の杯を交わし、
お互いの家族のことを聞き、
妻の写真を見せあう。
戦場で出会わなければ、
分かり合える者同志だったのに。
神父は宗派を超え、互いの敵のためのミサを執り行う。
そして、戦場に流れるソプラノの「アベ・マリア」の調べ・・・。
やがて、遠くに聞こえる砲声に、
兵士たちは宴を終えて、塹壕に戻っていく・・。

これは当時のヨーロッパ戦線でいくつもあった実話だといいます。

音楽がからむと点が甘くなる事務局長にとって、
これは至福の作品
深く感動し、涙が流れました。

一人一人の兵士の事情が上手に描かれ、
それぞれが故郷に戻って家族とクリスマスを祝いたい気持ちがよく伝わる。
戦争というものが
普通の人々の普通の幸福をいかに奪い取るか
ということがよく分かり、
声高でない反戦の祈りが響いて来る。

役者たちがみんなうまい
どうしてこんなに深い演技ができるんだろう。

描き方も甘くはなく、辛く、渋い。
そんな交流を認めない軍部によって、
関係者はみな別な前線に送られ、
事実は闇に封じられる。
群像ドラマが破綻なく進み、
長編2作目のクリスチャン・カリオン監督の手腕は見事。
5段階評価の「5」

マスコミの傲慢・その後  

先日書いた「マスコミの傲慢」について、
その後、動きがありました。

先日のブログの書き方に多少「奥歯にモノがはさまった」ような感じが
あったと思いますが、
あれは、記者との最終結論について、
「一人歩き」が始まることを先方が危惧していたので、
それについて配慮したためです。
なにしろ、電話でのやり取りで証拠がありませんので。

しかし、その後、展開に変化がありました。
と、進める前に、その記事を見てもらいましょう。

クリックすると元のサイズで表示します

問題は最後の5行。
最高級の「5」は高級外食店やデパート向けで、
「2」は精肉、
「1」はひき肉などに加工して売られる場合が多い。
というくだり。

これについて、記者は、
「2」が精肉店で売られている、と一言も書いてはいない、
と言うわけですが、
「5」も「4」も「3」も精肉になるわけですから、
そもそもこの書き方が間違いで、
わざわざ「2」は精肉、
と書けば、
「2」は精肉店で売られる、
つまり、高級肉は料亭やデパートで売られ、
質の悪い肉は町の肉屋で売っている、
と受け取られても仕方ありません。

少なくとも、
組合員の中でそう受け取った人がいたから、
組合に「謝罪させ、訂正文を出させろ」という要望が来たわけです。

展開に変化が、
と書いたのは、
事務局長が記者と電話で話している間に、
近藤理事長が抗議のハガキを投函しており、
それについて正式な回答が文書で来たからです。

その全文を掲載するわけにはいきませんが、
いろいろ言訳を述べた後、
「あくまで一般読者にわかりやすい表現を心がけた結果、
言葉足らずになって誤解を招き、
精肉店経営者の方々に不愉快な思いをさせたとしたならば、
それは本意ではありません。
今回、貴重なご指摘をいただいたことを教訓に
今後、同様の記事を掲載する場合には十分留意します。」

とあります。
不適切な点があったことは認め、今後気を付けるというのであれば、
これ以上追いつめる必要はないと思い、
このへんでおさめることにしました。

我々食肉業界は
BSE以降、マスコミの報道による「風評被害」を受けてきました

それは、マスコミのにわか勉強危機を煽る報道姿勢によるものです。
その報道姿勢は、現在のアメリカ産牛肉の輸入停止問題でも続いています
異常プリオンの分布比率から見て、
牛肉そのものに危険性はないのに、
まるで牛肉を食べたら病気になるかのような報道姿勢は改められていません。
我々はそういうマスコミに機会あるごとに
正しい情報を提供し続けなければなりません
が、
今回のことは、
その一つの良い例を作ったと思います。

それにしても、
近藤理事長のハガキの文面はものすごかった。
知りたい方は事務局長まで。

新三役の顔合わせ  

本日は三役会です。

5月9日の役員選挙、17日の役付理事選挙を経て
三役(理事長・副理事長・専務理事)に就任した8人のサムライの会合。

決めたことは役員の所属。
総務・企画指導・事業・広報・厚生の5つの部に56名の理事を配置。
5人の副理事長が部長を務めるという体制が出来上がりました。
担当部長は配置をシャッフル、ということが決まっていましたので、
全員新しい部署。新鮮です。
やはり一カ所に留まっては、水と同じでよどみますからね。

他に各団体への派遣や今年のブロック支部長会の開催について。
今年も7月から9月にかけて、6つのブロックでの支部長会を開催し、
意見や要望を吸い上げます。
6月には各部の会合
しばらくは会議資料の作成に忙殺されそうです。
ちなみに、事務局長は今回も総務部所属です。

耐油紙(お惣菜を入れる袋)の共同作成の値決めもし、
破格の値段に注文が沢山来るようです。

そういえば、駐車禁止の取り締まり強化に対応した
「配達中」パネルの注文は、
1600を越えました。


2人の新人を迎えての新三役会。
なごやかに終わりました。

ダ・ヴィンチ コード  

本日公開の「ダ・ヴィンチ コード」、観てきました。

クリックすると元のサイズで表示します

カンヌ映画祭での反応や
ネットでの感想が芳しくないので、心配しましたが、
そこそこの出来。
つまり、退屈はしませんでした
何しろ監督が職人ロン・ハワードですから。

内容的には、原作の「絵解き」という感じ。
というより、2,3の省略があるだけで、
ほぼ原作通り。
それを2時間40分にまとめているので、
原作の持っている、
壮大な「ホラ話」と知的ミステリーの部分は薄まっている、という点で、
映画としてはそれほど成功していない、
というところでしょう。
キリスト教の歴史や教義についてよく知らないと、
一体なぜこれが世界を揺るがすものなのかが納得できず、
取り残されてしまいます。

その「謎」も聖書読みの中では既にあった話で、
一種の「天下の珍説」を、
それをまるで本当のごとく書いたのが原作の面白さ。
作家の想像力の産物なのですが、
映画でそれを絵解きして見せても、
説得力は持たない
のだということがよく分かりました。

5段階評価の「3」

なお、同じ原作者の同じ主人公が出て来て、
「ダ・ヴィンチ コード」の前作にあたる
「天使と悪魔」も映画化されるそうです。
ローマを舞台にベルニーニの彫刻にまつわる秘密を扱うこれは、
「ダ・ヴィンチ コード」と同趣向ですが、
小説としては、こちらの方が面白いです。




AutoPage最新お知らせ