緊急対応策  

いつもの10時の定例会議に行ったところ、
場長室にはカギがかかっており、
ノックすると、
場長が出て来て、
「今日は、ありません」
おいおい、ちゃんと連絡してくれよ。

と、会議がなかったほど、
この数日大きな進展はありませんが、
午後になって、
農水省が
「牛肉・稲わらからの暫定規制値等を超えるセシウム検出に関する緊急対応策の決定」
を発表。

1.国産牛肉信頼回復対策のスキーム
2.肥育経営の支援対策
3.稲わら等の緊急供給支援スキーム

という3つの「スキーム」から成り立っており、
我々に関係のある
1.国産牛肉信頼回復対策のスキーム
が、↓の図。
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@汚染稲わらを食べた牛の肉の流通在庫については、
 消費者の信頼を回復するため、
 検査の結果暫定規制値を上回ったものを
 事業実施主体が買上げ、処分する。

A流通段階で停滞している
 出荷制限に係る県産等の牛肉について、
 保管経費等を助成する。

B食肉流通団体が、
 上記の取組を行う場合に、
 独立行政法人農畜産業振興機構(ALIC)が
 利子補給を実施する。

が主な点。

「汚染牛肉の買上げ」
と聞くと、
10年前の
「全頭調査前の国産牛肉の買上げ制度」を思い出します。
このことをある関係者は「あの時の悪夢」と呼んでいました。

あの時の補助金詐取事件が
様々な波紋を呼び、
東京都肉連の全肉連からの脱退の遠因になっていく、
長編小説の始まりです。

夕方、問い合わせてきたテレビ局の記者に、
10年前の事件のことを聞くと、
「知らない」とのことでした。
記者は入社1年目だそうで、
そりゃ、知らないでしょう。

買上げが正式に発表されたので、
明日は何か動きがあるかもしれません。

他のスキームも見たい方は、
↓をどうぞ。

http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/c_suisin/110726 _1.html


「食肉ギフト券」の廃止がいよいよ一週間に迫ったので、
8月1日以降の措置について、
各県組合に連絡。
ここのところ地方財務局、財務事務所の動きも活発になっていて、
問い合わせも増えています。


ところで、ますます続く円高について、
野田佳彦財務相は、閣議後会見で、
「ここ数日、一方的な動きが続いている」
「引き続き、為替動向は注意深く見守っていく」

と相変わらずのことを言っています。
こんなコメントなら、我々素人だって言えます。
為替介入の可能性については
「コメントを控えたい」で、
円高が企業活動や日本経済に及ぼす影響について
「為替動向や電力不足、電力供給問題で
企業マインドが悪化しない対応を
十分心がけていかなければならない」

とも指摘。
こういう「概念」のみで「具体性」のない答弁は、
何も言っていないのと同じ。
「日本経済は正念場にある」
と強い危機感を示したのに、何もしない。
本当に「正念場」と思っているなら、
ちゃんとやってくれよ。

一方日銀も何もしない。
前にも書いた「量的緩和」は、
紙幣の印刷代だけで、
効果は抜群なのに、
理屈をこねて、
結局、何もしない。

数日前に、
日銀総裁を
「人気の無い大学教授か、出来の悪い地方公務員みたいな顔」と書いたので、
興味をお持ちの方がいるようですが、
↓こんな顔です。

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何だかがっかりするでしょう?
こういう緊張感のない顔をした方が、上層部に増えました。




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