品川駅と『自分の始末』  

↓のとおり、品川駅の自由通路が様変わり。

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縦1.4m×横0.8mの
電子看板が両側にずらり44面
日本最大。
裏表だから、一方から見えるのは、22面。
画面は刻々変わり、動画も流せるといいます。
全画面に同じ映像を流すと印象が倍加します。

品川駅と言えば、昔は長い長い暗い地下道があって、
東口に出る人は途中で不安になりました。
朝の時間は、通勤客で渋滞し、
大雨が降ると、水浸し。
年末は帰郷の人たちが長い列を作り、
お寺参りの人たちが並んだのも、この地下通路。

それがある時、一夜にして塞がって、
地下道があった痕跡など、どこにもなくなり、
長い長い工事の後に、今のような姿に。
そして、電子看板。
昔の品川駅を知る人が、
何十年ぶりに来たら、びっくりでしょう。


[書籍紹介]

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事務局長の人生の師である賢人・曽野綾子さんの本。
新作ではなく、数々の著作の中から
人生に光を当てる名文を抜粋収録
最近、曽野さんはこういう本が多い。

題名にあるように、自分の老後の始末に関わる内容。
まえがきには、

「自分の始末」の意図するところは、実はたった一つ、
できるだけあらゆる面で他人に迷惑をかけずに
静かにこの世を終わることである。


と明確に書いてある。
この世に執着せず、
宇宙の悠久な歴史の中の一瞬の生命のきらめきを
神に対する謙虚さの中で模索して来た
人生の達人にして初めて書ける内容。

標題だけあげてみると、

1.定年後を輝かせる「新たな仕事」
2.「不純」の大いなる効用
3.どうすれば運命を使いこなせるか
4.現実を受け止められないとき、行き悩むとき
5.問題は「どう生きたか」
6.人生の思いがけない「からくり」を知る
7.遠距離「世間」のすすめ
8.「自分の時間」を管理する知恵
9.ささやかだけど贅沢な生き方
10.自分なりの「始末のつけ方」


という内容。
最後には、こう書いてのける。

「何もかもきれいに跡形もなく消えるのが、
死者のこの世に対する最高の折り目正しさだと私は思っている。
亡き人の思い出は、
その子や孫が自然に覚えている範囲だけでいい。
その人がこの世に存在したことを、
銅像を建てたり記念館を建てて残そうとするのは、
私の好みではない。
犯罪を犯して記憶されるよりは、
悪いこともせずに済んで、
誰からも深く恨まれることなく
この世を去っていけるだけで、
この上ない成功である。
晩年の義務は、
後に、その人の記憶さえ押しつけがましくは残さないことだと
私は考えている。」


人生の本質を見通し達観しなければ書けないものだ。

事務局長もいよいよ「晩年」に入る準備をしている。
後2年少々で定年。
その後をどう生きるか。
人生の落し前をつける数年間は、
相当貴重な歳月になるはず。
その準備のためにも
こうしたものを大切に読んでいきたい。





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