いろいろなことがあった。
金曜日。
室内楽,宮城野区文化センターパトナホール。
練習のときんポスターを見ていたのだが,
ブラームスのピアノ五重奏をやるそうだ。
というわけで前日,席空いているか電話してきいたら100人くらいは大丈夫だと言うので行ってみた。
久しぶりのクラシックコンサート。
まだ新しいホール。
段差が少ない。傾斜が少ない。後部座席からステージは見えるのか?
まあ一番前が空いているので,うほうほしながら座った。
仙台フィルのメンバーが中心。
ゲストピアニストにチェ ソンエ(崔 善愛)さん。
「自分の国を問い続けて」(岩波ブックレット)や「ショパン〜花束の中に隠された大砲」という著作もあるそうだ。
ショパンをそうやって見ているんだと思って気になり
いましがた調べてみたら,
指紋押捺拒否の裁判もやって勝ったそうだ。
シューベルトのトリオ,ハイドン四重奏ひばり,五重奏の順だった。
説明によると弦楽トリオはバランスが難しいらしい。
ひばりもよかった。
ヨーロッパの凄さ,楽譜ありの凄さをあらためて痛感。
いよいよ五重奏。
奏者の位置でバランスが変わるので大変だったとの説明。
そうかもしれない。
ピアノの音は大きいが,他の楽器をどう配するか。
しかも曲が割とロックだし,リズムも変だったりするので素人ながらも弾きにくいのかと思ったりもする。
曲を知って20年以上経つが,初めて生演奏を聴いた。
嬉しい。
第2バイオリンをした仙フィルの小川さんがブラームスのファンだと言っていたので親近感。
チェさんもこの曲は何回か弾いているそうだ。
どんな御縁で今回はいらしたのだろう?
アンケートに勝手にゴタゴタ書いて,電車に乗り込む。
切符はもう買っていた。
それほど混んでおらずそうしておく必要はなかったが。
センターで紹介されていた動画。
Brahms. Sonata in F minor for two Pianos - I. Martha Argerich & Lilya Zilberstein
http://www.youtube.com/watch?v=O2DCu0vNJHM