鹿踊りを観た。面白かった。
宮城、岩手をはじめ、東北に200〜300年以上前から伝わる郷土芸能。
鹿の供養や、鹿の代わりに犠牲になった猟師の息子の供養等由来には諸説あるようだ。
舞手が太鼓を持って躍る「太鼓踊り系」と、太鼓を持たない「幕踊り系」があり、「太鼓躍り系」は本物のシカの角を用いるらしい。
今日観たものは太鼓を持って踊る流派。
八頭の鹿が猟師の仕掛けた罠を見つけ、大騒ぎになるが、賢い鹿達が罠を跳び越え、取り去り、再び山野を群れ遊ぶ様子を模した「縄舞」という題目だった。
太鼓の音や舞手の舞は鹿の駆ける姿を連想させる。
牛や鹿や馬の被り物を見ると、ソゴニやカバロ・マリーニョを連想してしまう。
西アフリカのトラディショナルなリズム・文化や、ブラジルの伝統芸能に興味がありながら、日本の伝統・郷土芸能についてはかなり無知であった。
米沢牛は美味♪
