小雪★日記

小雪は自分のマンマは食べずに人の食べ物を欲しがる。どのワンコもそうだろうけど…
　食卓の上をのぞかないように机に密着して食事するのだが、わずかな隙間から鼻を突っ込みなんとか人間食をゲットしようと必死だ。
「上げないのはお前の為だよ」といってもコユに伝わるはずもない。

今年の祭り(大会)も全て終了。来年への手ごたえを感じつつも、もうちょっとだったこともあって少し残念だ。ほかの皆は今朝はゆっくり寝てもらって、俺は１人早起きして車へ。コユの様子を見るのもあるが、朝からテレビを見る為だったりする。(アニメや特撮(^_^;))
　その後コユを散歩させる。今日は一日移動になるからじっくり散歩する。
　１０時にチェックアウトして一度馬房へいくと既に荷物は片付いている。自分らの荷物(ハットやブーツなど)を車に積み込むと帰り仕度は完了だが、中学生二人がいない。今大会で千葉のクラブに行くことになったＡＮＤＹの(元)愛馬、スライこと「ZIPS SLYDUN PINE」にお別れを言いにいっていた。また来年の競技会で会えるさ。
　１０時半ころ競技場を後に。次にくるのはまた来年の１０月、市内でちょっと遅い朝食をと思ったがまだどこも店が開いてないので給油後、高速に上がった。帰りも２人のママが運転を替わってくれるので楽勝だった。龍野でブランチ。「カッちゃん俺の食べるとこばっか見てないで早く自分の食べなよ」。

　途中SA、PAによりつつ南下する。昨日競技会場でカッちゃんが撮ってくれた写真を携帯の待ち受け(↓一昨日の写真)にしていたのだが、今日車内でコディが撮ってくれた写真が可愛いので待ち受けを変更することに（今日の写真）。そうして俺の携帯の待ち受けをかけてコユの撮影会が勃発。カッちゃんがムキになって連射しまくったが残念ながら「待ち受け」の座が変わることはなかった。夕日が逆光になってとれないのだ。

　九州の玄関、壇ノ浦でトイレ休憩＆スナックタイム。だいぶん陽が傾いてくるのが速くなった。須恵PAでカッちゃん親子とはお別れ。またＢＪで会おう。コディ親子とは夕食をとったあと熊本で解散する。コディはＢＪに行きたいらしいが明日は学校、そこを説得して帯山で別れた。俺はそのままコユとＢＪへ行きボブと馬たちを待つことに。

　俺がＢＪ到着後３０分ほどでボブの馬運車、更に５分後くらいにヒロの馬運車が到着。ヒロの方から「アル」を下ろして、ボブのほうから残りの馬を下ろす。馬房に馬を戻し、水を上げると一安心。少し片付けをして、留守番のケイン特製豚汁を頂きながらＤＶＤで今回のパフォーマンスの評価をしてもらう。ボブのＤＶＤもみながら夜はふけ、その日はＢＪに泊まって帰った。明日も片付け手伝わなければ。

今回は競技会が行われる競技場と同じ敷地内にある宿舎に宿泊したが勿論犬は連れていけないのでコユは車で留守番となった。かわいそうだがしかたがない。朝から散歩の為、車にいくとすっかりイジケモードだ。ごめんごめんとリードを繋いで散歩させる。その代わり昼間まいつも一緒だから勘弁してくれ。
　ところがある看板を発見。外の施設はいいが「室内には犬をいれてはいけません」と書いてある。知らなかったから当たり前のように中にいれていたが、知ってしまったからにはもう入れるわけには行かない。他所の犬も入ってるからといってくれる人も居たが、逆に俺が入れていたからと言われれば水掛け論の為、ココはコユに我慢してもらうことにした。コユの父犬トットと弟のテンを連れてきていたグリーンバレーのサリーにもこのことを話すと中には入れなくなった。良かった。
　最後の競技はボブが出るジュニアホースDV。なんと優勝賞金200万。頑張ってくれたが惜しくも9位入賞に留まった。

最後は宿舎併設のレストランでパーティー＆表彰式。なんとアメリカからきて頂いた、審判のうちの1人の方は馬だけでなくコーギーのブリーダーもしているらしく、家には3匹のコーギーがいるらしい。パーティー終了後、わざわざコユを偶然を装って見せに行ったら「So　Cute！」と抱き上げてくれた。うれしいなぁ。

コユはおかげさまで皆さんに可愛がってもらえる。福岡のＣＣＲのみなさんはもとより、ＳＦのＦ君、ウエスタンコーギーズの発祥
LKのIさん(昨日のＩさんではありません)などは声をかけてくれる。
　この日もコユを連れて自分が出ない競技を観戦。昨日声をかけてくれたIさんが「コユちゃん連れてきてはったんですかぁ」とまた声をかけてくれた。挨拶をしつつも『なんでコユのことまでご存知なのかなぁ』と思っていた。その日全ての競技が終わって宿舎に戻るとき、駐車場に停まっているある車に見たことのあるドーベルマンのステッカーが。「あ、なるほどそういうことか」全てが繋がる。Iさんは以前ボードを作ったお客様。なるほどコユのこともご存知のはずだ。

今日はとうとう出番です。今回はこのストックシートメダルというレイニングからスピンとスライディングストップを外した、初心者用のクラスだ。(レイニングに関してはこちらのhpから)

　毎回チャンピオンバックルを目指し、今回は副賞にチャップスが付くらしい。実力的にはまだまだですが優勝を目指さないなんて嘘だと思う俺。
　朝から外の馬場に行って愛馬キティに乗ってみる。馬場の角においてある赤いパイロンにビビる以外はバッチリ仕上がっている。ただ実際の競技にでるとまた違ってくるので面白い。トレーナーのボブが「本馬場が開いたから中で確認だけしてくれ」ということなのでメイン会場の室内馬場へ。相変わらず広い。観客席がワーとあるので本番でなくても視線を意識してしまう。中でもキティはばっちり。後はおれ次第。

　27人のエントリー中出番は15番。同じ南阿蘇にあるブルーグラスからエントリーのｍさんと出番待ちの間隣の待機馬場で話をしていると「初めてなんで緊張します」と後ろから話かけられる。神戸から来てらっしゃるＩさんだ。(このときはまだ気がついてなかった)
　アマハではサークルはまずまずでランダウンで失敗したのでそこのやり方を考えていた。ＢＧのヒロが「パッと手綱を緩めず、ゆっくり出す」とアドバイスをくれたので試してみることに。
　キティはよほどこの会場にトラウマがあるのか中に入るのに若干の抵抗を示す。練習の時はなかった反応だ。中を覗かないように少し距離をとってサラリと入ろうとしたのだが。
　中央から左リードでスタート。サークルに入ろうとした瞬間、俺のガイドを反抗して真っ直ぐ行こうとするキティ。慌ててしのぐがその瞬間、緊張も手伝って頭が真っ白になり馬に引き込まれてしまう。更にスモールサークルに入ろうとスピードを落とすとなんとリードが変わってしまった。気が付くのが遅れて慌てて戻すが既に半分近く廻っている。センターでリードチェンジして右サークルに移行してからようやく落ち付いてきて何とか立て直せました。
ランダウン、今回は失敗しないようにとりあえず馬体が真っ直ぐなってから少し後ろに体重をのせて若干上目の姿勢にしてスピードを上げる。またしてもセンターをぎりぎりオーバーでストップ、俺のいやな癖。ロールバックは何も考えずとも廻っていく。右リードのランダウン。お、いい感じ。そして最後のランダウン。今回はバランスを崩して馬体に触ることもなかった。

　スコアは１２７点、自分の番が終わった時点では5位、このまま行けば入賞だがまだ12エントリーも残っている。
　段々1段ずつ順位が下がって行き、最終的には11位、惜しくも入賞は逃した。上の8位が同スコアで１２８．５だからスコア的には9位だ。また前回30人中17位に比べれば大躍進！来年こそは入賞したい。うれしいことが一つ、一緒にでた中学生の女の子ＣＯＤＹが堂々の2位(リザーブチャンピオン)。よかったね。昨日は時間が無くてコンビニ食を夕飯にしたが今日は2位になったコディのお祝いも兼ねて和食屋で夕食にしました。コユは車でお留守番。ごめんね。