昨日、友人とホンダコレクションホールの「05年第2回動態確認テスト」を見るためにツインリンクもてぎへ行って来ました。朝7時に渋谷集合で出発!途中小雨まじりの中サーキットの到着したのは9時ジャスト。いるいる、いっぱいギャラリーが来ています。

セミウエットだった路面も、10時のテスト開始時間にはドライになって絶好のコンディションになりました。まずはRC162(61年)、4RC146(64年)が走行。

RC162はWGP参戦2年目のホンダ250クラスにとって初勝利したマシンです。4RC146は125cc4気筒、18.000rpmで28psを発揮。半乾燥重量がわずか97kgというマシン。実際には2万回転近くまで回ったという噂の7速125ccの4発、また出ないでしょうかね〜絶対買うのに。その後は'85-NSR500と'88-NSR500が走行。'88はW・ガードナー車ですが、事前走行リストに無かった'85はゼッケン4のF・スペンサー車。そしてお目当てのCB750FAMAデイトナ仕様(82年)が宮城光氏(ああ懐かしい)のライディングで走行。ゼッケン19は、もちろんF・スペンサーマシンです。ちなみにエンジンはRS1000のモノといわれています。

その後4輪テストが開始。まずはJTCCアコード、レイブリックNSX達が手始めに走行。次にJPSカラーが泣かせる国内F2のスピリット ホンダ 201(83年)、ブラバム ホンダ BT18(66年)、RA300(67年)、RA272(65年)が順にラップを重ね、

ウィリアムズ ホンダ FW11(86年)のN・ピケ車が登場。中野信治氏のドライビングで走行開始!過給器の音が泣かせますね〜V型6気筒排気量1500cc、DOHCツインターボで1000馬力以上の化け物マシンは記憶に新しいことでしょう。そしていよいよマクラーレン ホンダ MP4/4(88年)がエンジン始動!ゼッケン12、セナ車です。

確か88年はセナがロータスからプロストのセカンドとしてマクラーレンに移籍して、なんと16戦中15勝でチャンピオンになった年でしたね。最終戦の鈴鹿ではエンジンストールから尋常では無い追い上げでごぼう抜き。プロストに勝たないとチャンピオンが取れない状況で優勝し、見事チャンピオン獲得しました。今みてもMP4/4は胸がキュンとなるのです。

で、午前中の走行終了。'02、'03-RC211V(V・ロッシ)と'95-NSR500(M・ドゥハン)の走行はお昼から。しかしRC211Vの音(4st)とNSR(2st)の音を較べて聞くと、それまで気にしていなかった2st4発のサウンドが悲し気な音に聞こえ・・・・RZVを大切にしようと思ったのでした(涙)。
ちなみに三十代後半の俺としては、F1はターボカー最後の88年、GP500はケニー対スペンサー名勝負の83年が記憶に焼き付いております。少しそれますが、個人的にGP500時代の一押しバトルは89年の世界GP第一戦・鈴鹿(検索して下さい)です。当時F1はあんまり興味なかったので選ぶのが難しいけど、89年のやはり鈴鹿かな〜。セナとプロストの最終ラップ・シケインバトルで2台止まった時は、こっちの心臓も止まりそうだったな・・う〜んやっぱり80年〜90年前半のレースは熱かった。古舘アナがF1実況を始めた頃は最初違和感あったけど、馴染んでしまえばやっぱり実況の基礎を作った感じですね。しかしTV大阪の千年屋アナが叫ぶWGP(確か日曜深夜)実況中継は最高でした。何たってライダーの気持ちがわかっているアナウンサーってあの人くらいではないでしょうか?全国のレース主催者の皆さん、千年屋アナでレースしません?

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