今週のオリコンチャート(※は初登場作品)
シングル
1 嵐※
2 青山テルマ feat.SoulJa
3 宇多田ヒカル※
4 ジェロ※
5 清水翔太※
6 平井堅※
7 氷川きよし
8 湘南乃風
9 BENNIE K※
10 KAT-TUN
11 木山裕策
12 ポルノグラフィティ
13 BoA※
14 John-Hoon※
15 the GazettE
16 SoulJa
17 melody.
18 天童よしみ※
19 すぎもとまさと
20 THE ポッシボー※
嵐が30万台を叩き出し圧勝、ウェブ販売分で大きくスタートダッシュに成功し、ジャニーズ勢貫禄の1位。2位には今週は5万枚半ばを売上げ、先週より伸ばし2位に。宇多田は5万を割る惨敗で3位。そして何と、ジェロが3万枚半ばを売上げ4位に入り、ソロ演歌歌手かなんかのデビュー曲最高位記録だとか。同じくニューカマーの清水も5位と好成績。平井はドラマの低空飛行に付き合わされて伸びず。今週アルバムが発売されるBoAの先行は大惨敗・・・、先行とはいえこれは厳しい結果。ポルノも2週目で10傑漏れとは・・・。
今週発売はジャニーズからNEWSがやってくる。不祥事にため、表舞台から遠ざかっていたメンバーの復帰ドラマや、山下主演映画が直前に迫っており話題十分のグループがジャストタイミングでリリース。3月のベスト盤第1弾発売が迫っているEXILEが映画タイアップを引っさげてリリース。他には若手女性歌手YUIが超低空飛行ドラマタイアップ、ドリカムの「ワンピース」タイアップ、チャットモンチー、AKB再発シングル、℃-ute、乱発東方起神、ハイカラらがリリース。藤崎マーケットと土田&柳原って・・・、おいおい(汗)土田&柳原は「ケロロ」らしいね。
アルバム
1 the brilliant green※
2 Acid Black Cherry※
3 伊藤由奈※
4 いきものがかり
5 m-flo
6 TOKIO※
7 マイケル・ジャクソン※
8 シド※
9 くるり※
10 平原綾香
11 Buono!※
12 倖田來未
13 コブクロ(5296)
14 『ラブリィ! Cute & Sweet J-Ballads』(コンピ)
15 『アイのうた』(コンピ)
16 SHAKALABBITS※
17 高杉さと美※
18 DOUBLE
19 レニー・クラヴィッツ
20 ジャック・ジョンソン
出だしは3種発売でABCがリードするが、週末に差し掛かるにあたりブリグリが巻き返し逆転。9万枚ちょっと売り上げて首位獲保。ABCはavex得意の週末イベント急遽実行も実を結ばず8万枚半ばで2位に終わる。
3位には上位候補伊藤由が入ったが5万枚を僅かに割ってしまい、前作の勢いを維持できず、4位のいきものと接戦を演じてしまう。そのいきものは先週1位を明け渡したm-floを逆転、前作超えが視野に入った。TOKIOは・・・、ジャニーズとは思えぬ下落ぶりを披露しTOP5に入れず、ただでさえジャニーズの中で弱いのに7曲じゃねえ(汗)マイケルの25周年盤が7位かあ、さすがキングオブポップスっすね。シド&くるりもしっかり10傑に入り存在感を示す。デビュー曲がまずまずだった高杉は奮わず・・・。
今週発売はBoAしかないような・・・、先行シングルが奮わなかっただけに不安が残るが、3種で出しているし1位は間違いないっしょ。問題はどれだけの枚数を記録するか??10万枚は絶対条件だと思うが。
今週の教訓:歌は国境を超える
黒人演歌歌手ジェロのデビュー作品が、TV露出の多さもあって想像以上の成績、10〜20の真ん中くらいかなあ・・・、と思っていただけに(驚)米国に生まれながら日本人祖母の影響で演歌に染まったというのが、何だか運命的やね。容姿は完全なるHIP−HOP系なのに・・・、この違和感に人々は引き寄せられたんだね。間奏に華麗なダンスを披露するあたり、地元友人たちと一緒に踊り明かした生活を送っていたようだが、そっちの道に進まなかったてのは、祖母の存在は彼にとって相当大きかったんだね。
さて、彼をデビューさせた立役者は、かの秋元康大先生。ここで気になるのが、これから大先生はAKBとジェロどちらを優先させるのだろう??AKBは昨年紅白に送り出すし、今週再発シングルを出すなど相変わらずの熱の入れよう。だがジェロが4位に入ったことで、「彼を紅白に送り込む」という目標も彼の脳裏に浮かんだだろう。これからの彼の売り込み次第では、男子演歌歌手の台風の目となり今年度を駆け抜けるだろう。エース氷川までとは言わないが、準エース格北山を喰う可能性は十分あるし・・・。今年度上半期における大先生の動きを要チェック(笑)

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