フィギュアスケートGPシリーズ初戦アメリカ大会。
女子フリーが行われSPで2位だった安藤はフリー得点で1位を取るが、SPでマイズナ−につけられた差を逆転するに至らず順位不動の2位フィニッシュ(161.89)した。1位のマイズナ−は163.23だった。もう1人の日本勢浅田舞は8位で終了。
メジャーリーグワールドシリーズレッドソックス×ロッキーズ4戦目。
スイープを狙うレッドソックスは初回3番オルティスのタイムリーで先制すると中盤にもタイムリー・HRで3−0と広げ、7回の攻撃を終える。
先発レスターを降ろし、逃げきり継投を行ったがロッキーズの反撃を食らう。2番手のデルカーメンがソロHRを喰らい3点差とされる。8回に代打HRで1点また差を広げるも、3番手岡島が1アウトを取っただけで2ランを浴び2試合連続被弾で1点差に迫られる。
残り5アウト残した中でパぺルボンが昨日に続き回をまたいでのリリーフ登板。直球主体の投球でその5アウトを無失点で切り抜け、見事レッドソックスが敵地でスイープにてワールドチャンピオン。松坂&岡島はメジャー1年目にして頂点に立ったチームの一員となった。
松井稼は2打席目に二塁打を放つが、点差が開いた所で守備交代でグラウンドから退いた。最後はベンチで相手の祝福を分かち合う姿を見届けることに。メジャーに移って苦しんで苦しんでやっと掴んだ栄光への好機だったが、あとからやってきた元チームメイトの後輩に初年度チャンプを果たされてしまった。
東京六大学最終節早慶戦2戦目。
早稲田は松下(明徳義塾 2年)、慶應は中林(慶應 2年)の2年生投手の先発でスタート。
早稲田は制球の定まらない中林の立ち上がりを攻め、2回に小野塚(早稲田実 4年)の二塁打で先制。先発松下は慶應打線にあと一本を許さず無得点に抑える立ち上がり。対する中林は四球連発で早々と相澤(熊本 3年)に交代し流れを呼び戻そうとするが至らず、ついに加藤幹(慶應 4年)の2連投を英断。
それに呼応するかのように7&8回無死走者を出すのだが、バントフライ走者戻れず&ショートフライ走者戻れずの併殺で潰す。相手の攻撃を最高の形で断った早稲田は原(桐蔭学園 1年)が8回に値千金のソロHRを放ち2−0。
最終回松下は一死から連打を浴びるが後続の4年生を打ち取り試合終了、早稲田が勝敗をタイに戻し明日勝てば即優勝という展開への望みをつなぐ。対する本日勝てば優勝の慶應は明日勝って明治とのプレーオフという流れになった。待ちの状態の明治としては今日は早稲田の勝利を願ったが、明日は慶應の勝利を願うという状況。
明日の早稲田は斉藤佑(早稲田実 1年)が有力視、そして大石(福岡大大濠 1年)という防御率1&2位の豪華リレーが予想される。対する慶應は加藤幹の3連投しかないだろう。投手の駒数を見ると早稲田優位、さらに佐藤翔(秋田 4年)を欠き続ける慶應は打力も相変わらず不安。
日本プロ野球界の先発完投型投手の栄光の印とされる沢村賞にダルビッシュ(日ハム)が選出された。当人は若き日ハムのエースとしてシーズンを投げ抜き、15勝5敗、防御率1.82に、12完投、210奪三振、さらに200イニング以上の投球回数も大きな要素となり申し分ない受賞。
エースとして完投に拘り、先日の日本シリーズ初戦でも鬼気迫る表情の中1失点完投を果たすなど、高卒3年目とは思ない貫禄である。さて、日本シリーズ5戦目に先発が予想されているが、この前のような快刀乱麻を見せられるのか??

0