2013/8/17
タウンリポート(114)園児と低学年児童神楽にお年寄り拍手
『園児と低学年児童神楽にお年寄り拍手』 2013-8-8
*中国新聞HPより転載しました
広島市安佐南区川内のNPO法人あおぞら子供神楽団(池原康則会長)が3日、安佐南区大塚西の介護付有料老人ホーム「メリィハウス西風新都」を訪れ「悪狐伝」を上演した。
メンバーは幼稚園児から小学低学年のメンバー。せりふにミスもなく40分を上手に舞い続けた。
集まった約120人のお年寄りは、小さな子どもたちに感激し、あどけない動作に懐かしい子育ての昔を思い出し、拍手して喜んでいた。
キツネを退治する弓の名人役を演じた山本小6年の佐々木歩夢君(11))が小さい子どもたちをリード。「小学校の3年生の時からはじめました。練習はきついけど休まないようにして、みんなと一生懸命頑張っています。今日もうまくできたのでうれしい」と笑顔で話していた。
同園のケア部で子ども神楽を企画した石井ひろみさんは「こども神楽は初めての催しでした。まず、お子さん達のあいさつのよさに感激しました。そしてかわいらしい舞にお年よりのみなさんも元気をもらわれたと思います。10月には特設ステージを設けてもっとたくさんのご利用者さんに喜んでもらいたいです」と話していた。 (原畑忠則)





2013/8/17
タウンリポート(113)ピカドンたけやぶ 牛田から平和発信
『ピカドンたけやぶ 牛田から平和発信』 2013-8-8
*中国新聞HPより転載しました
音楽を通じて平和を発信する「ピカドンたけやぶ音楽祭」が牛田新町の牛田公民館で開かれた。
この音楽祭は東区在住で詩画家のはらみちをさん(85)原作の絵本「ピカドンたけやぶ」がテーマ。生協ひろしま「虹のコーラスや牛田婦人会「ポピーコーラス」など地元の合唱団の8グループが平和への祈りを込め、会場いっぱいに歌声を響かせた。
音楽祭代表のはらみちをさんも参加。「竹は精いっぱい素直にまっすぐ高く伸びていきます。音楽祭もこれから、ずっと続いてほしい。そして平和な世の中であってほしい」と声高らかにメッセージを述べた。
そして牛田児童館の子どもたちが竹筒に平和を願ってキャンドル点火をし、牛田学区子ども会は平和の詩の朗読で平和の尊さを訴えた。
最後に同公民館の湊朗館長が「公演時間が延びてしまいましたが出演の皆さんの熱い思いが伝わって素晴らしい音楽祭になりました。これからも頑張っていきましょう」と感謝の言葉を述べていた。
ピカドンたけやぶは被爆した少年を連れた母親が竹やぶに逃げ込み、自生するツワブキの葉で少年のやけどを治す物語。はらさんが被爆者たちの証言を基に1983年、絵本にした。 (原畑忠則)



