画材の持参をしてもらわなかった事について
これは指導する側に取って非常に助かる部分です。画材が揃っている事はそのことについての単純な質問がなくなることです。色が違う、筆の種類や大きさの質問等、誰でも知りたい事ですが、教える時間に制限がある場合は時間のロスです。もっと、他の説明に使用したいと考えます。画材が同じ手あれば、違いの理由がわかります。手順が踏みやすいので可能な限り継続したいことではあります。
只、準備にも限度があり、今後考えている、「年頭の写仏初め」ですが、いかがしたものか・・・・
この場合は何かしらご持参いただくしかないか・・・・と思案中!
完成に至らなかったことは非常に反省点ですが、(最後の検分で、仏さんの肌の朱色の線書きは完了。だた、仏さんとしてはもちろん問題ない部分のゴールドの色入れがほとんどできなかった・・・、光背のゴールド暈かしも・・・)、次回参加希望の声が聞かれた事は、非常にうれしい事でした。
次回の如来さんは衲衣一枚のお姿で、宝冠や宝飾品はありません。阿弥陀如来さんでは、光背の暈かし方を知っていただき、荘厳を施したいと考えています。
今回、水彩写仏会を継続していく為に、ご縁のある方々と写仏の会を作りたいと思い、中之坊さんにご相談いたしまいたところ、ご了解を得ることができました。
そして参加の皆さんにお声をかけましたところ、参加のお申し出を得ました。
ということで、此の度、
「當麻曼荼羅水彩写仏の会」
ができましたので、よろしくお願いいたします。
(事務局は當麻寺中之坊内)
5月の「えんぴつで描く仏画展」には会員の皆さんに、
水彩色鉛筆つながりで出品していただくことになりました!