汗だくの梱包が終わり・・弘前へ向かって作品が2点出発しました。
「小品2点!」
この「小品」とわざわざ書く訳は・・出展規格が「20号〜」となっているにも関らず、私のは「8号」と「6号」の、文句のない小品だからです。
え〜、それで出展できるのか? はい、私も出展要項を確認して辞退したのですが、事務局長さんが小品でもいいと言ってくれましたので・・・
私のえんぴつ仏画
(水彩仏画)が、なぜ、小品なのか?
それは、取り組んでいるテーマが「生活の中にみ仏を迎える喜び」だからです。
本当は皆さんに自分で描いてほしい!訳です。その描いた仏さんをできれば、額に入れて飾って、毎日眺めて、自信をもって、元気になってほしい!訳です。
「20号」・・・どこに、飾るの? 「8号」〜「4号」が適当かなと思い、「えんぴつで描く仏画展」では、その範囲内での出品といたしました。
(それでも、家に飾ったら・・・「大きかった」と言う意見が出ました・・)
今後の仏画展では、私や会員はレクリエーション支援の展開を進める為に、手本を示す目的があるわけですから、その範囲内でいい作品を出展していければと考えています。
そこで苦肉の策
確かに作品展やいろいろな展覧会に出展するには・・「8号」では小さい! やる事が多過ぎて描ける作品数に限度があります。大作は体力がいります、気持ちが持続できないと描けません。いろいろな仕事を同時進行では時間が分散されて、とても集中は無理です。
そこで、ふと思ったのが、「組作」です。対のものや3点で一作のもの、仏さんの場合はデーマ次第では10作が一組にもなります。これなら、時間が分散されても大丈夫、移動も楽、梱包も楽、保管も楽・・・と言うことで、只今もその方向で制作しています。
でも、個展であれば、何の問題ありませんが、このように外部への作品出展の場合、一作(3点が組)が1 点ではないのですよね。3点が一組のものは、3点なのです。今回の場合は2点まで。
北上中の、蓮上童子
(5部作のうちの1点)と月の雫
(3部作のうちの1点)。きっと会場で目立つでしょう!ちっさいから!
お近くの方で弘前美術展へ行かれる方がおられましたら、迷わず会場の一番小さい作品に向かって進んで行ってください。それが、私の作品です(^^:)
弘前美術作家連盟=青森県下に在住の美術作家(彫塑、油彩、水彩、日本画、書、デザイン、版画、工芸、写真部門)150名程の団体です。毎秋、弘前市の文化祭に協賛して行なう連盟展が「弘前美術展」です。
なぜ、私が会員なのでしょう? 一応弘前出身です(^^)。京都へ出て仏師になってから、役員さんに声をかけていただき彫塑部門の会員になりました。今回から、日本画部門にも、ちょっとお世話になることになりました。
やっぱり、外部出展用に大きいの描いておく必要もあるみたい・・・痛感!
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