「「たかが世界の終わり」(2016カナダ=仏/ギャガ)」
映画
《『Mommy/マミー』など野心的な作品を次々と発表し、いま世界で最も注目を集めるグザヴィエ・ドランの最新作。人生の最期を覚悟し、長らく疎遠にしていた家族と向き合うことにした青年の帰郷が描かれる。ギャスパー・ウリエル、ナタリー・バイ、レア・セドゥ、マリオン・コティヤール、ヴァンサン・カッセルなど豪華共演。》
これまでのグザヴィエ・ドラン監督作品はどれも好きだけど、これは無理かも、カメラが寄るのが苦手な自分には合わなかったというか、主に登場人物たちのアップと会話のみで話が進むので、もっと遠くから全景を観たい欲求にかられながら観てしまった。
内容は全く違うけど「サウルの息子」を観た時の息苦しさに似ているような気がしたけど、よく考えるとその閉塞感こそが描きかったのかも。
ストーリー
自らの死が間際に迫ったルイは、疎遠にしていた実家を12年ぶりに訪れる。余命僅かと伝えようとする彼だが、自己中心的な兄のアントワーヌやマイペースな母を前になかなか切り出すことができない。やがてルイは、アントワーヌから昔の恋人の死を告げられ……
原題 JUSTE LA FIN DU MONDE
99分
PG12
監督
グザヴィエ・ドラン
出演
ギャスパー・ウリエル
レア・セドゥ
マリオン・コティヤール
ヴァンサン・カッセル
ナタリー・バイ
ヒューマントラストシネマ有楽町1 14:40〜観客5割程/161席


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