?《『17歳の肖像』『ワン・デイ 23年のラブストーリー』のロネ・シェルフィグ監督によるヒューマンドラマ。経営が傾きかけている老舗ロシア料理店を舞台に、さまざまな事情を抱えた人間たちの新たな人生の幕開けを温かな目線で描き出す。『ルビー・スパークス』のゾーイ・カザンが主演を務めるほか、ビル・ナイら実力派キャストの顔が揃う。》
これはよかった!
キャスト的にはビル・ナイ御大以外はほぼ知らない俳優さんたちばかりなのに崖っぷちに立たされた登場人物たちのそれぞれのら感情が伝わってくる表情に惹きつけられて、親切や赦しの意味を考えているうちに、とびっきりの春の訪れと希望をもらえたような作品だった。
安易にラブストーリーにするのは好きではないけど、訳ありの女性と老舗ロシア料理店を任された男にもしっかり感情移入ができているので寄り添うような気持ちで観ることができたというか、終わってみれば副題ともとれるような邦題にもしみじみ!
あらすじ
ニューヨーク・マンハッタンの創業100年を超える老舗ロシア料理店、“ウィンター・パレス“。長き伝統を誇る同店だが、内情は厳しく、経営は危機を迎えていた。そんなある日、訳あってふたりの子供とともに無一文で夫から逃れてきたクララが店に転がりこむ。
原題 THE KINDNESS OF STRANGERS
115分
監督
ロネ・シェルフィグ
キャスト
ゾーイ・カザン
エスベン・スメド
ジャック・フルトン
フィンレイ・ヴォイタク・ヒソン
アンドレア・ライズブロー
パット・ソーントン
デビット・マクレーン
グーガン・ディープ・シーン
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ
タハール・ラヒム
ジェイ・バルチェル
ビル・ナイ
ニコライ・コペルニクス
コーラ・クラウゼ
デヴィッド・デンシック
ヨアン・ノードストロム
スコット・アンダーソン
カテリーヌ・フィッチ
リサ・コドリントン
クリス・ベーカー
YEBISU GARDEN CINEMA2 17:00〜観客10人程/89席


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