《手塚治虫が1970年代に発表した大人向け同名漫画を、実子である手塚眞監督により実写映画化。異常性欲に悩まされている小説家が、奇妙な魅力を放つ謎の少女を連れ帰り、彼女の妖艶な雰囲気に翻弄されていく様を描く。主演は『半世界』の稲垣吾郎と、NHK連続テレビ小説『エール』の二階堂ふみ。撮影はクリストファー・ドイルが担当している。》
正直なところR15だし、エロエロなシーンが多そうで、観たくないような気もしたけど、稲垣吾郎くんと二階堂ふみちゃん共演となれば観ないわけにはいかないので恐る恐るの鑑賞だったけど、ニーチェの引用から始まっての独特な世界観で、どんな役をやってもどこかしら清潔感のある稲垣吾郎くんと、可愛いのにアナーキーな雰囲気の二階堂ふみちゃんの2人が起こす化学反応が魅力的で観逃さなくてよかった!
原作の手塚治虫の漫画は知らなかったけど、パンフに載っている原画を見る限り二階堂ふみちゃんで大正解かも。
脱げばいいというものでもないけど、朝ドラにも出ている人気女優なのに惜しげもなくヌードを披露して、しかもそれが少しもいやらしく見えなくて、この作品の独特な世界観にピッタリ、絶えず流れるジャズも耳に心地よかった。
あらすじ
人気小説家の美倉洋介は、新宿駅で少女・ばるぼらに出会い、家に連れ帰る。彼女は大酒飲みでだらしなく何の取り柄もないが、なぜか奇妙な魅力があった。そんなばるぼらに魅了された美倉は、やがて彼女がいるだけで新たな小説の創作意欲が沸くようになるが……
100分
R-15
監督
手塚眞
キャスト
稲垣吾郎
二階堂ふみ
渋川清彦
石橋静河
美波
大谷亮平
片山萌美
ISSAY
渡辺えり
シネ・リーブル池袋1 17:50〜観客50人程/178席


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