?《芥川賞、文藝賞を受賞した若竹千佐子のデビュー小説を実写映画化したエネルギッシュで爽快な感動作。初共演となる田中裕子と蒼井優を主演に迎え、ふたり一役で昭和、平成、令和を生きるひとりの女性の姿を描き、日本の時代の移り変わりや人間の生き方を映し出していく。脚本・監督を務めたのは、『キツツキと雨』『横道世之介』などの沖田修一。》
まずは思いがけないファーストシーンにびっくり、違う映画と間違えたのかと思った。
ってそれはともかく、予告編の感じでは孤独老人の妄想を織り交ぜたクスッと笑える話かと思ったら、今の自分にとっては年齢的にも身につまされすぎて笑えるどころではなかったけど、田中裕子さんの存在感はさすが、?レトロな昭和の雰囲気に馴染んでいた蒼井優さんと東出昌大さんもよかった。
このところ病院通いが続いていたので、劇中の病院シーンもリアルすぎて余計に身につまされたというか、伴侶に先立たれて独り暮らしになるのが自分なのか旦那なのかはわからないけど、そう遠くもないいつか来る日を思うと今の時間を大切にしなくてはと思った。
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あらすじ
故郷を飛び出して55年。ふたりの子供を育てあげ、夫婦水入らずの平穏な日々を過ごそうと思った矢先、突然夫に先立たれてから、75歳でひとり暮らしをしている“桃子さん“。そんな彼女は、46億年の歴史に関するノートを作り、万物の意味を探求し始める。
138分
監督
沖田修一
キャスト
田中裕子
蒼井優
東出昌大
濱田岳
青木崇高
宮藤官九郎
田畑智子
黒田大輔
山中崇
岡山天音
三浦透子
六角精児
大方斐紗子
鷲尾真知子
T・ジョイPRINCE品川7 17:10〜観客10人程/190席


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