《スティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマン共演の名作を、『パシフィック・リム』のチャーリー・ハナムと『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー主演男優賞を受賞したラミ・マレック共演でリメイク。作家アンリ・シャリエールの実体験を基に、無実の罪で終身刑囚となった男の命がけの脱獄を描く。監督は『氷の季節』のマイケル・ノアー。》
「パピヨン」といえばスティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマンをどうしても思い出してしまうけど、フレディ・マーキュリー役がまだ頭から離れないラミ・マレックがドガ役なのでパピヨンとの関係に微妙なニュアンスが感じられて無条件に引き込まれたというか、パピヨン役のチャーリー・ハナムも魅力的で観ているうちにスティーブ・マックイーンと被ってしまった。
内容的には途中下車したくなるほど過酷な描写の連続で観ていて辛かったけど、舞台となったフランス領ギアナのジャングルや1930年代のパリの街などを再現したロケ地も見どころ、TOHOシネマズシャンテでなく、シネマート新宿の大き目スクリーンで観てよかった。
あらすじ
蝶の入墨を入れていることからパピヨンと呼ばれる男は、無実の罪を着せられ終身刑となってしまう。周囲を海に囲まれた孤島で過酷な労働を強いられるパピヨンは脱獄を決意。偽札作りの名人ドガに目をつけ利用しようとするが、ふたりに奇妙な友情が芽生えていく。
原題 PAPILLION
133分
監督
マイケル・ノアー
キャスト
チャーリー・ハナム
ラミ・マレック
イヴ・ヒューソン
ローラン・モラー
トミー・フラナガン
ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン
シネマート新宿1 18:30〜観客50人程/333席




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