《『ハリー・ポッター』シリーズや『シンドラーのリスト』に出演している名優レイフ・ファインズの初監督作。世界三大バレエ団で活躍した伝説のダンサー、ルドルフ・ヌレエフの若き日からパリへの亡命にいたるまでを描き出す。主演を現役のタタール劇場のプリンシパル、オレグ・イヴェンコが務め、バレエ界の異端児セルゲイ・ポルーニンも出演。》
時間軸が一定してないので分かりづらいところもあったけど、バレエ映画は好物なので堪能できたというか、ヌレエフ役のオレグ・イヴェンコの美しい肢体と練習時の躍動感に見惚れてしまった。
時代は前後するけど、政治的な思惑からの理不尽な干渉や疑惑から逃れて自由を求める姿は前日に観た「僕たちは希望という名の列車に乗った」と被るところがあるかも、“亡命の瞬間”を捉えたシーンも印象的、時代を反映させた衣装やロケ地であるロシアやパリの風景も印象的だった。
あらすじ
ルドルフ・ヌレエフは世界に名だたるキーロフ・バレエの一員としてパリを訪れる。パリに魅了されたヌレエフは、この町の文化を吸収しようと貪欲になるがKGBに監視されていた。やがて彼は、フランス人のクララと親密になるが、政府の疑惑の目は一層強くなる。
原題 THE WHITE CROW
127分
監督
レイフ・ファインズ
キャスト
レイフ・ファインズ
オレグ・イヴェンコ
アデル・エグザルコプロス
ラファエル・ペルソナ
チュルパン・ハマートヴァ
ルイス・ホフマン
カリプソ・ヴォロワ
オリヴィエ・ラブルダン
セルゲイ・ポルーニン
TOHOシネマズシャンテ3 18:15〜観客50人程/191席


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