《『EDEN/エデン』のポーリーヌ・エチエンヌが主演を務めるポップでカラフルな社会派ロマンチックミュージカル。フランスの地方都市にある靴工場を舞台に、工場閉鎖の危機に“赤い靴“で立ち向かおうとする若い女性たちの奮闘を描く。これが長編デビュー作となったポール・カロリ&コスティア・テスチュ監督のスタイリッシュな語りにも注目。》
うーん、ミュージカルというにはトキメキ感がなかったというか、あのラストにするなら5分で足りるような気もしたけど、自己中っぼい社長を演じたロイック・コルベリーという俳優さんがツボ、“Made in China”全盛の昨今をチクチクするようなところも面白かった。
ロマンチックな雰囲気の邦題は少し違うと思ったら原題は「SUR QUEL PIED DANSER」で“どの足で踊ればいいのやら”みたいな意味とわかって納得、結局選ぶのは自分ということなのかも!
あらすじ
就職活動に悪戦苦闘した果てに、高級ブランドの靴メーカーに試験採用された25歳のジュリー。リストラに抵抗する靴職人たちの抗議行動に巻き込まれた彼女は、あやうくクビになりかける。その一方で、恋も芽生えるが、工場が閉鎖の危機に直面してしまい……
原題 SUR QUEL PIED DANSER
84分
監督
ポール・カロリ
コスティア・テスチュ
出演
ポーリーヌ・エチエンヌ
オリヴィエ・シャントロー
フランソワ・モレル
ロイック・コルベリー
ジュリー・ヴィクトール
シネスイッチ銀座2 17:15〜観客10人程/182席


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