《『恋に落ちたシェイクスピア』のジョン・マッデン監督によるサスペンス。大国アメリカを陰で動かすプロ集団“ロビイスト“たちの世界に踏み込み、“銃規制法案“という生々しいトピックの舞台裏を赤裸々に描き出す。『ゼロ・ダーク・サーティ』のジェシカ・チャステインが主演を務め、天才的な戦略でロビー活動を仕掛けるヒロインを怪演する。》
政治関係は苦手だし、正直なところロビイストがどんなことをするのかもよくわからずに観たけど、アメリカの銃社会については興味があったので最後まで飽きず観られたというか、主人公の花形ロビイストが仕掛けた作戦にビックリ、どんな仕掛けかは観てのお楽しみ!
演じたジェシカ・チャステインが、やり手で魅力的だけどあまり親しくはなりたくないような神経症的な役柄を熱演、悪を暴く清廉潔白な主人公ではないところもよかった。
アメリカの弱点でもあるデリケートな銃の問題をこんな形で映画化する勇気に拍手、ジョン・リスゴーやサム・ウォーターストーンなどベテラン俳優陣が顔を揃えているところも見ごたえがあった。
トップ・ロビイストを表現するためにジェシカ・チャステインが身につけていたピアジェの腕時計、サンローランやヴィクトリア・ベッカムのスーツやドレスなどもみどころ!
あらすじ
真っ赤なルージュで一流ブランドに身を包み、花形ロビイストとして辣腕をふるうエリザベスは、銃所持を支持する仕事を断り、銃規制派の小さな会社に移籍する。難しいと思われていた仕事に勝利の兆しが見えてきた矢先、彼女の赤裸々なプライベートが露呈し……
原題 MISS SLOANE
132分
監督
ジョン・マッデン
出演
ジェシカ・チャステイン
マーク・ストロング
サム・ウォーターストン
アリソン・ピル
ググ・バサ=ロー
ジョン・リスゴー
マイケル・スタールバーグ
TOHOシネマズシャンテ1 19:00〜観客6割程/224席


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