《全米大ヒットを記録し、アカデミー賞では作品賞など3部門にノミネートされた実録ドラマ。アメリカとソ連が熾烈な宇宙開発競争を繰り広げる東西冷戦の時代を背景にNASAの歴史的な偉業に貢献した黒人女性3人の知られざる真実を描き出す。人種差別問題を扱いながらも、3人の前向きなキャラクターとユーモア溢れる作風がさわやかな感動を呼ぶ。》
華やかな宇宙開発の陰に黒人女性たちのこんな貢献があったなんて知らなくて驚いたけど、少しずつ認められていく様子がロケット成功の過程とリンクして文句なしの面白さだった、出てくるだけで画面が引き締まるケヴィン・コスナーも流石!
確か最初は「ドリーム 私たちのアポロ計画」という邦題だったのを、内容的にアポロ計画でなくマーキュリー計画だからと、タイトルの変更を迫るTwitterを見かけたけど、変更して大正解、宇宙開発の成否と黒人の地位の向上を重ねてのまさにアメリカンドリームの話で楽しめた、こういう映画はやっぱりハリウッド映画には敵わないかも!
それにしても当時のコンピュータの大きさにも改めてびっくり、あの時代にタイムスリップして、黒人が大統領になったりスマホひとつで部屋いっぱいのコンピュータの代わりになる時代がくることを教えてあげたくなった。
あらすじ
1961年、NASAラングレー研究所に勤めるキャサリンは、黒人女性として初めて宇宙特別研究本部に配属され、類い稀な数学の実力を発揮する。一方、キャサリンの同僚ドロシーとメアリーも、有色人種というハンデを乗り越え、ひたむきに夢を追い求めていく。
原題 HIDDEN FIGURES
127分
監督
セオドア・メルフィ
出演
タラジ・P・ヘンソン
オクタヴィア・スペンサー
ジャネール・モネイ
ケビン・コスナー
キルスティン・ダンスト
ジム・パーソンズ
マハーシャラ・アリ
キンバリー・クイン
グレン・パウエル
オルディス・ホッジ
TOHOシネマズ日本橋7 18:40〜観客8割程/404席


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