《全英で150万部を超えるベストセラーとなった原作小説を『英国王のスピーチ』の製作陣が映画化。ロンドンでミュージシャンになる夢に破れ、絶望の中にいたホームレスの青年ジェームズが、1匹の野良猫ボブと出会ったことにより、人生が大きく変化していく模様を描く。監督は『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』のロジャー・スポティスウッド。》
もう、肩乗りボブくんを眺めているだけで癒されっぱなし、気まぐれビビリの多い猫飼いからすると、リードを付けて散歩だなんてそれだけでもあり得ないと思うのにちゃんとハイタッチまでしてくれるなんて、可愛すぎ!
実際にジェームズとボブが暮らしたり路上演奏していた場所でほとんどの撮影が行われたというだけあって赤い2階建てバスが走るロンドンの街も見どころ、猫狙いで観たけど薬物依存の深刻さやホームレス救済の実態などもわかって面白かった。
そういえば、「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」も行き詰まったミュージシャンを導くような存在の猫が同じく茶トラ猫だったのを思い出した。
うちにいた茶トラ猫のルネも優しくておっとりしていて可愛かった、3年前に亡くなってしまったけど、また会いたいにゃ!
あらすじ
プロのミュージシャンへの夢が破れ、家族にも見放されてホームレスとなった青年ジェームズ。ある日、彼は足を怪我して迷い込んで来た野良猫を助ける。ジェームズは猫にボブと名づけ、常に行動を共にする。そんなふたりの動向が、世間の注目を集め出して……
原題 A STREET CAT NAMED BOB
103分
監督
ロジャー・スポティスウッド
出演
ルーク・トレッダウェイ
ジョアンヌ・フロガット
ルタ・ゲドミンタス
アンソニー・ヘッド
キャロライン・グッドオール
ダレン・エヴァンス
シネスイッチ銀座1 14:40〜観客7割程/271席


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