《テレビドラマ『SHEROCK/シャーロック』シリーズのマーティン・フリーマンが主演を務める実話を基にしたヒューマン・ドラマで、元ナチス親衛隊将校アドルフ・アイヒマンを裁く、“世紀の裁判“を放映するテレビマンの物語を描く。ナチスが犯した大罪ホロコーストの真実を世界に伝えようとした男たちの、熱き信念と執念が胸を打つ衝撃作。》
ヒューマントラストシネマ有楽町で「アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち」鑑賞。
これは実写フイルムと、元ナチス親衛隊将校アドルフ・アイヒマンの裁判の映像をテレビで放映しようとするテレビマンのドラマ部分を織り交ぜた半ばドキュメンタリーともいえる内容で、前半はテレビマンたちの会話が多くて思っていたのと違うような印象だったけど、放映が始まってからが圧巻、特に実写フィルムで垣間見るアイヒマンの表情に背筋が凍る思いだった。
これまでもナチスの蛮行ものは色々観てきたけど、同じ人間がここまでできるのかと信じられない思いと、誰もがなり得る怖さを改めて思った。
同じヒューマントラストシネマ有楽町で今も上映している「サウルの息子」と同様に覚悟の要る作品だけど、ひとりでも多くの人に観て欲しい。
ストーリー
1961年、元ナチス親衛隊将校アドルフ・アイヒマンの裁判が開廷された。テレビプロデューサーのミルトン・フルックマンとドキュメンタリー監督のレオ・フルヴィッツはこの真実を全世界に知らせるため、裁判の映像を世界へ届ける一大プロジェクトを計画する。
原題 THE EICHMANN SHOW
96分
監督
ポール・アンドリュー・ウィリアムス
出演
マーティン・フリーマン
アンソニー・ラパリア
レベッカ・フロント
ゾラ・ビショップ
アンディ・ナイマン
ニコラス・ウッドソン
ベン・ロイド・ヒューズ
ベン・アディス
ディラン・エドワーズ
ダスティン・サリンジャー
ソロモン・モーズリー
キャロライン・バートリート
エド・バーチ
アンナ・ルイーズ・プロウマン
ナサニエル・グリード
バイドタス・マルティナイティス
イアン・ポーター
ネル・ムーニー
ヒューマントラストシネマ有楽町1 14:40〜観客6割程/161席


0