“人生は、いつでもやり直せる…1997年の『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』と同じくマット・デイモンが脚本と主演を、ガス・ヴァン・サントが監督を務めた人間ドラマで、デイモン演じる大手エネルギー会社に勤める男が、仕事で訪れた田舎町で自身の人生を変えてしまう出来事に遭遇する様を『バーン・アフター・リーディング』のフランシス・マクドーマンド共演で描く”
一見、苦手な社会派映画っぽくて、シェールガスの採掘権とか難しそうなので、ちゃんと下調べしておけばよかったと最初のうちは思ったけど、ガス•ヴァン•サント監督の手にかかると、こんなにも魅力的な話になるから不思議。
エネルギー会社の幹部候補の野心や葛藤、田舎町のひとたちとのやりとり、人間関係の逆転劇などがわかりやすく描かれていて面白かった。
“アメリカン•ビンテージをイメージした”という色彩設計も目に心地よかった。
幹部候補役のスティーヴを演じたマット•ディモンの説得感ある演技もさすが、体型的にも、もうアクションはやめてこちら路線でお願いしたいかも、ラブストーリーはギリギリOK(笑)
《大手エネルギー会社の幹部候補であるスティーヴは、田舎町に埋蔵されるシェールガスの採掘権を買い占めるため、困窮するマッキンリーを訪れる。しかし、採掘に反対する科学教師と環境活動家により、採掘の賛否が住民投票によって決められることになり…》
原題 PROMISED LAND
◆キャスト
マット・デイモン
ジョン・クラシンスキー
フランシス・マクドーマンド
ローズマリー・デウィット
スクート・マクネイリー
タイタス・ウェリヴァー
ハル・ホルブルック
106分
TOHOシネマズシャンテ1 17:15〜観客8割程/225席


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