“インド映画の常識を覆す、笑って泣けるリアルなヒューマンドラマが誕生!…アクションやミュージカルが詰め込まれた娯楽大作映画が主流のインド映画界で、素人の子どもたちを集めて撮られた小作ながらも、大ヒットを記録したハートフル・コメディドラマ”
これはてっきりお弁当箱を持たないで友人たちからいじめられる話かと思ったら、友情や希望に溢れた気持ちのよい映画だったというか、終わってみれば、声高でなくインドの貧困や児童労働問題の現実を突きつけられてズッシリくるものがあった。
“大人げのない先生”にビックリだったけど“搾取”の象徴だったのかも。
インドの教育事情やお弁当事情(?)も面白かった、日本人から見たら本格的カレーがお弁当箱に詰まっているなんて!
パンフにパッタゴービーアールー(キャベツとジャガイモのサブジ)とダール(豆のカレー)のレシピが載っていたので試してみたい。
《みんなを笑わせるのが大好きなクラスの人気者スタンリーは、家庭の事情で学校にお弁当を持ってくることができず、昼食の時間はいつも水道水を飲んでお腹を満たせていた。そんなスタンリーを助けようと、級友たちはお弁当を分けてあげるが、食い意地の張った先生に見つかって弁当を取り上げられた上、スタンリーは先生から「学校へ来なくていい」と言われてしまい…》
◆CAST
パルソー、ヌマーン、アビシェーク、サイ・シャラン、モンティー
原題:Stanley Ka Dabba
96分
シネスイッチ銀座1 17:15〜観客6割程/273席


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