“その男、多襄丸。絶対、女を捨てない。己を曲げない。そして、どこまでも自由…芥川龍之介の『藪の中』に登場する盗賊"多襄丸"を主人公に、オリジナル・ストーリーで描く異色時代劇”
《時の将軍、足利義政の法令をきっかけに、地位も名誉も失った男の辿る運命を描く》
今日は火曜日なので大和経由で大森でお姑さまの様子見してから川崎に向かいました
これはかなり上映館が多いのでどこで観るか迷いましたが、やはり時間的に合うところでTOHOシネマズ川崎にしましたが、話題作の割には観客が少なくて意外でした、時間帯のせいもあるのかもですが、苦戦しそうですね
内容的には、予告編での予備知識くらいしか知りませんでしたが、冒頭、子役たちの出てくる場面での直光役の子役に魂を奪われてしまって思わず話に引き込まれてしまいましたが、だんだん微妙な展開に…とくに阿古姫が飛び降りてからは一変してしまって、おまけに、やべきょうすけや綾野剛がいるので、なんか「クローズZERO II」の時代劇版みたいに思えてきたりして、どうせならヒロインも黒木メイサなら良かったのに…なんて、柴本幸さんのファンの方ごめんなさい、でも、役柄的にはもっと華のある女優さんにして欲しかったような気がしました、というか、この映画自体が女優や女には興味がないような感じで、いっそ、女抜きで、“お小姓”映画にしても良かったのに、御所さまと桜丸の関係に兄弟が絡むとか?
ついでながら、桜丸役の田中圭も好演してましたが山田孝之の方が屈折した感じがもっと出るような…あ、ますますクローズZEROになっちゃいますね、なんか好き放題なこと言ってますが、別なキャストを想像しながら観るのも映画の楽しみということで悪しからずです、というか、プロデューサーが「クローズZERO」のシリーズの山本又一朗さんだったんですね、なるほど
足利義政役の萩原健一は良かったです、むしろ彼を中心にした映画を観たいと思いました
先代(?)の多襄丸役の松方弘樹さんのさすがの存在感も素晴らしかったけど、世代的にひとつ飛んでしまったような気がして、ここは阿部寛さんくらいな年代の俳優さんがよかったように思いましたが…なんて、またまた別キャストの妄想が始まりそうなのでとりあえず送信
TOHOシネマズ川崎4 19:10〜観客20人程/150席


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