“なに斬るかわかんないよ、見えないんだからさ…異色ヒーロー《座頭市》を、設定を女に変えて綾瀬はるか主演で映画化したアクション時代劇”
今日は土曜日なので、目黒でお姑さまの妹の様子見、大森でお姑さまの様子見してから川崎に向かいました
今日から始まる映画も色々ありますが、時間的にちょうどいいのがこれと「ハロウィン」で、どちらも川崎TOHOなので、もし満席か時間が間に合わなくても「ハロウィン」にすればいいしと、とりあえず急いでみましたがセーフ、というか、満席どころか意外に空いてるし、土曜日のこの回でこの入りだとちょっときびしいかも、明日の昼の回とか混んでるといいんですが…
それはともかく、綾瀬はるかの市ですよ、予告編の時から早く観たくて楽しみにしてましたが、もう、可愛いというよりはほんと綺麗でお人形みたい、肌なんてわざと汚していても陶器みたいにスベスベで、サイボーグもハマってたけど、これもいいんじゃないの、生い立ちも無理なく映像で見せてくれるし…なんて最初のうちはノリノリで観てましたが、だんだん微妙な雰囲気に…
内容は…“宿場町荒らしの無法者たちとの町を仕切る組との抗争を軸に、たった一人で旅を続ける、瞽女(ごぜ)と呼ばれる盲目の女芸人、市と刀を抜けない侍、十馬との交流を描く”ものですが、なんか観ているうちに、綾瀬はるかより大沢たかおの映画みたいな…。
曽利文彦監督的には、座頭市のキャラクターを男女に二分させたかったようですが、綾瀬はるかひとりに絞って欲しかったかも。
というか、大沢たかお扮する怪我した十馬が市に抱きかかえられるのってどうよ、なんか構図的に逆みたいな…十馬が“ヒロイン”なのかと錯覚しそうになっちゃいましたよ
ここはやっぱり、十馬が市を抱き抱えて“市〜”って叫んでようやく刀を抜けない呪縛から解けて、市のために渾身の力で刀を抜く、と、なんか色々妄想しながら観てたり…(笑)
あと、刀の抜けない侍という設定はありにしても、木刀なら見事な腕前だったら、何も刀を鞘から出さなくても、刀まるごと振りかざして応戦すればいいのに…なんて、色々突っ込みたくなりましたが、アイリッシュ風味な音楽の付け方も新鮮で映像も綺麗だったので、全体としては最後まで飽きませんでした、綾瀬はるかはもうすぐ公開の「ハッピー・フライト」にも出てるし楽しみです〓
TOHOシネマズ川崎2 19:20〜観客30人程/147席


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