“老いた清掃人がこの部屋でしたこと、それは彼だけの秘密だった…「非現実の王国で」の著者ヘンリー・ダーガーの生涯と作品の謎に迫るドキュメンタリー”
今日は目黒→大森コース(?)でお姑さまとお姑さまの妹の様子見してから、さて何を観るか…土曜日は深夜バスがないので、遅く終わって京急で帰るのもおっくうだし、時間的に短めで早く終わりそうなもの…なんていい加減な動機だけでなく、面白そうでもあったので川崎に向かいました
内容は…“1973年にひっそりと他界した、ヘンリー・ダーガーという老人の部屋を片付けていた大家が見つけた、15000ペ-ジを超える世界最長の小説と、数百枚に及ぶその挿絵の紹介したドキュメンタリー”ですが、子どもたちを奴隷として虐待している王国で自由のために立ち上がった7人の少女たち「ヴィヴィアン・ガールズ」の活躍を描いた「非現実の王国で」と名づけられたその小説につけられた挿絵がスクリーンで動くのが不思議な感触でした。
私は彼の名前も知りませんでしたが、日本でも昨年も原美術館でヘンリー・ダーガー展が開催されていたんですね、見てみたかったです。
というか、生前、誰にも知られることもなく書き溜めていたものが死後に脚光を浴びて、映画にまでなってこうして全世界で観られているって、すごいですよね、彼の名付けた空想世界“アルアビア”の響きに“テラビシア”を思い出してしまったりして彼の“独りテラビシアごっこ”に加わってみたかったかも。
すごく面白かったというわけではないけど、映画にでもならなければ知ることのなかった世界を観ることができただけでも収穫でした
原題をタイトルに載せようと思ったら長すぎて送信に失敗してしまったのでこちらに載せておきます。
IN THE REALMS OF THE UNREAL: THE MYSTERY OF HENRY DARGER
チネチッタ10 20:40〜観客40人程/191席


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