“世界中が涙した短編詩《犬の十戒》から生まれた、犬と少女の愛と絆を描く感動作”
というわけで、またまた週明け、今日はやり残した雑用も山のようにあるので、とりあえず中断して18時頃までに終わる映画をということで品川に向かいました
この作品は先週の土曜日から始まりましたが、正直、気が重くて…いつも書いてますが、こういった動物ものは正直な話、拷問のようなもので、本当に動物好き、犬好きな人は観ないのではと思いながらも、映画好きな私としてはやはり観てみたいという気持ちも押さえられず…というか、これ、私にしては珍しく書店で原作を手に取ってつい読み出してしまったらとまらず、きっと映画化されるんだろうな、と思っていたので、キャストが田中麗奈、豊川悦司らしいと知ってホッとしたんですよね、それなら観るのも楽しみというものだし
内容は…“北海道の函館で暮らす14歳の少女と、彼女の家に迷い込んだ一匹の子犬との交流を通して描かれる少女の成長と家族の絆”といったものですが、タイトルにも関係している“犬の十戒”が犬に限らず動物と暮らす人たちの心をぐっと掴む筈、その十戒をこれがまた嬉しいことにお母さん役の高島礼子の口から聞くとそれだけでうるっとしたりして…。
ヒロインあかりの少女時代を福田麻由子が演じていますが、「Little DJ 小さな恋の物語」の時は大人になったら広末涼子で、そりゃ違うよなぁ、やっぱ田中麗奈でしょ、と思っていたので少女顔から大人顔への変化もすんなり受け入れられたというか、少年時代の佐藤祥太が大人になると加瀬亮というのもピッタリかも、なんて内容に関係ないところで納得してました。
お父さんの豊川悦司もいつもながらの肩の力が抜けた軽さで、いい感じの家族映画にもなってるなと思いながら観ていたわけですが…が〜ん、嫌な予感が…なんと、まさかの尿意が
基本的にトイレはそんなに近い方じゃないし、もし行きたくなっても映画1本ぐらい、普段なら我慢できる筈なのに…よく考えたら、観る前に買ったお茶をぐいぐい飲んだのが効いたのかも、“ごく煎”(って商品名出しちゃいますが)って初めて買ってみたんですが、利尿作用が凄いのかな、それとも私の体調のせい?まあ、そんなことはどうでもいいけど、とにかく、体の位置を変えながら我慢してたんですが、あまりの尿意に鳥肌ぞわぞわ、ヒロインのあかりが旭山動物園で働く頃から気もそぞろで、どうせ我慢できないなら今のうちに中断してトイレに駆け込もうか、いや、途中で抜けるのはもったいないし、いっそ漏らしてしまおうか、でも、品プリにはよく来てるし、バレたら二度と来れなくなるし…なんか、色々考えているうちに、今行かないと立ち上がった瞬間に出ちゃう、もうダメ…ついに中断してなるべく膀胱を刺激しない体制で走りながらトイレに駆け込んだんですよね
で、スッキリして急いで席に戻ったらエンドクレジットが始まってました、なんだ、あと2分我慢すれば、とか思っても、ずっと画面に集中できなかったんだから、さっさと行けばよかったわけで、ラストに近づくほど見逃せない場面になるし…ということで、残念ながらちゃんとした感想を書くのは無理なのでした。
“映画を観る前の重大な約束”…水分の取り過ぎには気をつけましょう
品川プリンスシネマ3 15:45〜観客20人程/219席


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