“マイケル・ジャクソンでしか生きられない僕が出逢ったのは、マリリン・モンローでしか存在できない君…自分自身に違和感を抱き、マイケル・ジャクソンになりきって生きる青年の自分探しを綴る異色作”
ということで、ようやく普通の日常に戻り、いつものように大森でお姑さまの様子見をしてから、昨日観られなかったこの作品を観たくて渋谷に向かいました
この作品は予告編があまりによくて、これと「迷子の警察音楽隊」は昨年の“自分的予告編大賞”No.1、2を争うものだったので期待大でしたが…ちょっと期待していたのとは違っていたかも

マイケル・ジャクソンになりきらないと他者とコミュニケーションの取れない青年が同じくマリリン・モンローになりきらないと他者とのコミュニケーションのとれない女性との切なくも風変わりなラブストーリー…というのは私の思い込みで、実際は群像劇というか、“有名人のそっくりさんとして私生活でも他人を演じ続ける人々が共同生活を送る古城を舞台にした人間模様”というものでした。
なので、頭の中で組み替えるのに時間がかかりましたが、映像的にもハッとするところもあって、なにより、冒頭の、ミスター・ロンリーの歌がフルで流れるシーンが素晴らしくてゾクゾク、改めて名曲だと思いました
シネマライズBF19:50〜観客6割程/220席


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