“共産党の革命闘士の生と死、貫く愛の姿を「レッドチェリー」のイエ・エン監督が渾身の力を込めて描いた力作”
パトスのレイトで「愛する」にしようかと思いましたが、まだ記憶に新しいし、新宿のK's cinemaで開催中の「中国映画の全貌2007」もずっと気になっていたので、時間的にも最終が19:55ならなんとか間に合いそうだし、ということで、大森から新宿に向かいました、かなりギリギリで席について1分くらいで本編が始まりました、あぶね〜(^^;
この映画は観たことはありませんが、レスリー・チャンが珍しくも革命闘士役で出演しているので今回観ることができて嬉しかったです、特にファンというわけではありませんが、もっともっとスクリーンに登場して欲しかった俳優さんだったし…。
この作品は1998年なので亡くなる5年前ということになるんですね。
この当時に観ていたら感じなかったかもですが、今観るとレスリー・チャン演じる革命闘士の“生と死”の選択に彼の最期と被るところがあるような気もして感慨深いものがありました。
内容的に共産党がらみの作品で、「レッドチェリー」(これは以前、テアトル新宿でよく開催されていた“中国映画祭”で観た記憶がありますが)の監督らしく重いところがありますが、ラストの、“カメラの存在”に唸ってしまいました。
そして、革命闘士の死後に頭から出てきた銃弾…こんなラストにしたいという監督の思いが明確に感じられる作品は観てよかったなと思えるのです、もちろんどんな映画も観て損だとは思いませんが、最後まで観て、なんだかな〜なんて力抜ける作品もあるわけだし…。
今回のK's cinemaでの特集は“「紅いコーリャン」から「ブエノスアイレス」まで、中国・香港映画74本連続上映”なのです、魅力的ですよね、半分以上は観てますが、もう一度観たいものもたくさん…時間的に無理なので未鑑賞のもので時間的に合うものに限られそうですが、あと何回かはK's cinemaに行くことになりそう、というか行けたらいんですが(^-^)b
K's cinema19:55〜観客5割程/84席


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