☆☆とりあえずの映画鑑賞メモ☆☆

“19世紀のスコットランド、伝説の犬ボビーとユアン少年の心温まる物語”

忠犬ハチ公に大岡越前が絡んだみたいな？
1800年代のスコットランドの風景や衣装なども目の保養で心配していた程“泣かせ”の場面もなく安心して観られました、犬と少年…やっぱり最強の組み合わせかも？

シャンテ・シネ3 19:30〜観客30人程/192席

“パリを舞台に喜び、哀しみ、出会い、別れ、そして愛を描く…”

いわゆるオムニバス映画なんですが5分間の小話が18も入っているので、ここで終わってしまうの？なんて考えている間に、次から次へと話が変わってしまいますが、タイトル通り、パリの街角のスケッチというか自然に繋がってしまうみたいな…キャスト的にもスタッフ的にも贅沢な時間を味わいました。

チネグランデ20:30〜観客40人程/844席

“山口県映画センターが県下に実在する盲聾女性をモデルに制作したご当地映画”

ちょっと特殊な作品でしたが、ひきこもり少年からの視点が効果的ですんなりと引き込まれてしまいました、金子みすゞさんの詩の引用も良かったです、“みんな違っていてみんないい…”

銀座シネパトス3 18:15〜観客20人程/72席

“未知なる蟲の世界を描いた幻想的なコミックの映画化！”

が〜ん、またやってしまいました、この不思議な世界は整体院帰りのぼ〜っとした頭にはハードルが高かったというか、観る時間が遅過ぎたというか…もう一度ちゃんと観たいので、コメントはそれからということで、とりあえず、送信！

チネチッタ6 20:50〜観客40人程/244席

“音楽に夢を託す父と息子たちの物語”

ブラジルでは有名な実話みたいですが、元の話に頼りすぎたせいか、途中から駆け足になってしまったというか、編集を投げ出したような展開で少し戸惑いました。
でも、まあ、そのあたりは“ラテン”な乗り、ということで、最近アコーディオンを買ったばかりで暇々にいじくったりしているので、アコーディオンの音色が心地良かったです♪
私も早く弾けるようになりたいけど…映画のようには簡単に弾けないんでしょうね(^^;

シャンテ・シネ2 15:30〜観客5割程/204席

“すべてを交換する2週間。運命の休暇が今、始まる…”

ラブコメにしては上映時間が長いのですが、キャメロン・ディアスの白を基調にしたファッションや、ジュード・ロウの今までにない、父性溢れる眼差し(私はこちらの方が彼の“素”に近いと思っていますが)などを観ているだけでも飽きなかったです、ケイト・ウィンスレットとジャック・ブラックとの会話にも引き込まれたし、2本分のラブコメと“古き良き時代”や映画への熱い思いがぎっしり詰まっていて、笑いながらも時々じわり…気分的にはクリスマスの頃に観たかったような気もしましたが、春めいてきたこの頃にもピッタリかも、人生の再スタートをそっと後押ししてくれるような？

品川プリンスシネマ6 18:00〜観客8割程/219席

“誰もが体験したことがあるのに、その実態は誰も知らない…”

そしてこの映画を観た誰もが“想定外”と思うかも？
以下、軽くネタバレしているので、これから観ようと思っている方は要注意ですが…。

実はこの映画を観る前に“既視感”というより“時空物”という情報があったのでスンナリ観ることができたという感想を読んでしまったので、私も混乱しないですみましたが…というか、観ながら、何かを観ている時の感覚にそっくり、なんだっけと思ったら、そうそう、「マトリックス」でした、見当ハズレかもですが、私の脳の中では同じ引き出しに入るというか、そういう意味では“既視感”というのは当たりかも(^^;

ちなみに、旦那的には、“クーラーのリモコンを取りに近い過去に戻る映画があったよね、あれに似ている”って…「サマータイムマシンブルース」ね、タイトルを覚えられない人間なので会話に苦労しますが、パンフ読んでたら、時空の捉え方が同じで嬉しかったと「サマータイムマシンブルース」の監督さんがコメントしていました、へぇ〜？

日劇PLEX1 18:40〜観客1割程/948席

“日本映画を代表する監督のひとり木下恵介が新任女教師と12人の小学生の交流を切々と綴り、半世紀以上に渡り多くの人々の涙を搾り取ってきた珠玉作”

昔、名画座で観たきりでしたが、こんなに涙の場面が多かったっけ…最初は子供たちの瞳が画面いっぱいにアップになるだけで涙が流れてしまいましたが、話が進むうちに、涙、涙の場面が増えて、観ているこちらはひいてしまいました、よく考えると、昔観た時はフィルムもかなり傷んでいて、涙の粒まで見えなかったのかも…。

そういう意味では今回のデジタルリマスター版で蘇ったフィルムの綺麗さに感動、反戦映画という意味でも色褪せず残しておかなくてはいけない作品だと思いました。

東劇18:10〜観客30人程/435席