“修道院を救うため、ピチピチパンツでリングに挑む”
ジャック・ブラックがぷるぷるお腹まる出しに、文字どおり体当たりでプロレスラーに…想像しただけでも笑えますが、舞台はメキシコ、おなじみの顔は彼1人で他はどこからこんなに集まってきたのかというくらい曲者ぞろいでジャック・ブラックがハンサムに見えてしまうくらいなのが可笑しかったりして…。
話はシンプル、貧しい修道院に仕える身の主人公がプロレスでお金を稼いで、子供たちに美味しいものを食べさせたい、遠足に連れていきたいと頑張る姿が描かれているだけなんですが、単にドタバタなだけではなくて、“誰にも人生一度は輝く瞬間がある”その瞬間が無理なく描かれていて案外に深いものを感じました。
というか、単に原動力は、新任の美人シスターにイイところを見せたいだけだったりもして…でも、それも立派なエネルギーですよね。
その新任のシスターがまたペネロペ・クルスも顔負けの美女ぶり、全編に漂うメキシカンな色彩もおとぎ話風で良かったです。
銀座テアトルシネマ19:05〜観客6割程/150席11/29(水)


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