えっと、自分的には冬ソナとか乗り遅れちゃってるんで、特に“ヨンさま”ファンというわけではないんですが、なるほど、彼の良さが少し分かったような気が・・・。
というか、「八月のクリスマス」のホ・ジノ監督作品として期待通りの味わい深い作品でした。
それにしても、この映画、本当は、もっとこじんまりした映画館で上映した方が作品的には似合ってるのでは・・・ミニシアター系の小さな映画館でいつ行っても混んでいて、ロングランになるみたいな、なんて公開当初から思っていましたが、それでは商売になりませんものね、ヨンさま人気に乗っからないと?
私が観に行った時はすでに、客席数の少ない映画館の方での上映になっていたのでいい雰囲気で観られましたが、ばりばりのハリウッド大作映画を上映するような映画館で、ヨンさま目当てに観に来た観客には、ホ・ジノ監督の、俳優の自然な感情を出させる即興的な演出はちょっととまどったのでは、なんて余計な心配をしたりして・・・。
さらに言えば、主役は「八月のクリスマス」と同じくハン・ソッキュの方が役柄的には合っていたような気もしまが、それだと興行的にこんなにヒットはしなかっただろうし、まあ、私としては、ペ・ヨンジュンは映画の「スキャンダル」でしかきちんと見たことがなかったので彼を知るいいきっかけになったかも。
「チャーリーとチョコレート工場」のジョニデの、というかウォンカの白い歯顔負けの真っ白い歯が印象的でした(^^;
共演のソン・イェジンは「私の頭の中の消しゴム」にも出ているようで観るのが楽しみです♪
爪の形がきれい・・・って何を見てるのかって話ですけど、全体的に、とっても“お手入れ”が行き届いているという感じでした、俳優だから当たり前なんでしょうけど・・・。
なんてちょっとひねくれた言い方になってしまいましたが、ペ・ヨンジュンがまだ有名ではなく、この映画で初めて彼を知ったとしたら、きっとファンになっていたかもだし・・・あまりにも“ヨンさま”“ヨンさま”でちょっと素直になれなかったのが残念だったということで(^^;
みゆき座16:40〜満席/183席

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