初めてこの映画の予告編を観た時、アキ・カウリスマキの新作かなと勘違いするほど、役者さんたちの顔、音楽やら雰囲気が似ていておやっと思ったんですが、宣伝文句もやはり“南米版カウリスマキ”とのこと、ほんとこの雰囲気そっくりですよね。
余計な説明のない演出も似ていて、ひたすら人間を描きこんでいってこちらの想像力を駆り立てるみたいな・・・こういう映画はどんなに睡眠不足の時に観ても眠くならないのが不思議です、というか、この映画が持っている“孤独”への眼差しがなんかこちらの胸を突いてきたというか・・・この2人のその後は・・・観客の想像にまかせるような作りはずるいと思う時もありますが、この映画では色々と想像してみたい気持に自然になってしまって、いい気持で映画館を出ました、ニコっと笑って、ハィっ、“ウィスキー”(^-^)v
シネアミューズウエスト14:45〜観客4割程/129席

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