今まで家のこと、工場のこと、子どものことを中心にした生活の中で、お稽古の時間を作ってきました。
ですが、子どもたちも大きくなり、工場のこともほぼしなくなり、最近は踊りの時間が増えてきました。
教える日にちもお弟子さんに合わせてあげられるようになって、一日一人だけでもお稽古させてもらっています。
高齢や体調不良で通えなくなったお弟子さんも数人いる中、先月見学と無料体験に来られた方が今月から習いたいとご連絡くださり、昨日から月三回の出稽古を始めました。
昔古典を習ったり、少し前まで新舞踊もお稽古経験のある方。どちらの先生ももうお稽古されてないとのこと。
部屋には日舞を習っていた頃の舞台写真が飾られていました。
とてもきれいで、一見していい姿で踊っておられたことがわかります。
これだけ経験してこられた方なのに、また新たな気持ちで新舞踊をお稽古したいという姿勢や話し方にかえって頭が下がる思いです。
その人の息子さんのお嫁さんも一緒に日舞のお稽古を始めました。新舞踊を少し習っていたらしいです。
お姑さんとお嫁さんの関係がとてもよさそうで、お姑さんがお嫁さんがおられない時に「ほんとにいい子なんです。しっかりしてるしやさしいし気が付くしかわいいんです」って

その通りお姑さんに気配りしながらよく動くお嫁さんなんです。見習わなくっちゃいけません

そして新舞踊経験者のお友達も来てくださって、私より20ほど若く今どきの言葉のジェネレーションギャップに驚きながらも、楽しいお稽古でした。
日舞の基礎的な動きからきっちり習いたいとおっしゃってくださり、手や足の動きを細かくお教えしています。
新しい出会いに感謝しながら、喜んでいただけるようなお稽古させてもらえるように気を引き締めています


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