流派の講習会を受講してきました。
大阪でもコロナの感染者が再度増えてる昨今ですので、昨日の夜まで迷いました。
人混みに出てもし私が感染してしまったら・・・工場も数日閉めないといけないだろうし、娘も仕事に行けないし、義父母にも迷惑かけるかも・・・この最中着物で出かけにくい・・・と悩みました。
何が行く気持ちにさせたかと言うと、主人も娘も働いて出ているし、息子もバイトに出てることを考えると、これも私の仕事のうちだと・・・そう思うと罪悪感は少なくなり、マスクと手指の消毒液など持参し、車で出かけました。
いつもは二日間の講習ですが、今回は事前に送られたDVDで覚えた踊りと新しいもの二曲を少人数で二時間、三部制の開催です。
今年は師匠である母が欠席で、妹弟子も全員お休み

一人心細い中、母にきちんと伝えられるよう気合を入れて、朝一番の部に参加しました。
同年代の顔見知りもいなくて、若い名取さんの多さに少し緊張

顔見知りの人がいない分、黙っていられない私の場合おしゃべりする人が少なくて助かったかもしれません

もちろん感染の怖さもあるので、マスクして何度もウェットティッシュで消毒しながら二時間しっかり踊りました。
男舞の長唄「奴凧」。覚えるのに苦労しましたが何度もDVDで踊っていたおかげで、お家元や講師の方のお手本を見ながら細かい動きを再確認でき、足の開きや体の向きなどをお家元に直していただきました。
その後に大和楽「筏さし」、小曲「ひとり幻」という女舞を二曲。
どちらもしっとりとした女性らしい踊りです。でも短時間で覚えるのは難しくマスクの下では口をぽかんと開けてあわあわしてました

マスクしててよかったです
マスクの中も着物の中も汗だく、休憩中少しの密状態が怖くてマスクを外せずふらふらになりました

が、久しぶりにがっつり踊りに集中できた二時間は、日ごろの憂さを晴らせる有難い時間でした。やっぱり踊るって楽しい

(写真は流派の浴衣、講習会場、実家に昔からある壺みたいなところに咲いてた蓮の花です)

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