若柳流舞踊公演での「女車引」無事踊り終わりました。
ご覧いただきました方、気にかけてくださってた方、皆さまありがとうございました。
以前お家元の会に出させていただいたのは、侍女役で出た後、群舞で踊らせていただきました。
きちんと一曲踊るのは今回初めてで、自分で調べるだけで分からないことは、女車引を踊ったことのある人と話させてもらったり、自分の踊りを客観的に見てみたりしてみました。
下合わせもクニャクニャとどうしても気持ちの悪い踊りしかできなかったのですが、下合わせ後的確なアドバイスをいただいたことと、当日の朝、以前にご一緒させてもらったお師匠さんが声をかけてくださって「遠慮して気兼ねして踊ったらダメ。堂々と踊りなさい」というお言葉で、腑に落ちた気分。
その言葉を他の方からも異口同音にかけてもらっていたのに、自分の動きに反映できてなくて、気持ちが悪かったことに気づきました。今頃・・・
踊る前から頭痛がしてた娘のことはギリギリまで心配でしたが、母や床山さんに花道をお願いし、私はご挨拶して舞台上手に。親友もついてくれて安心して待機してました。
そして先日訪れた吉田神社の鳥居をくぐり、落ち着いて踊れました。
もちろん反省点もたくさんありますが、無事済んでホッとして、いつもより少しだけスッキリしてる気持ちです。
楽屋には私の友人、娘の友人がたくさん来てくれて、娘が頭痛に耐えられずかつらを取ってもらってたので、廊下での接客で他の出演者の方々にご迷惑をかけてしまいました。
春役の妹弟子はこの舞台が済むとご主人のお里に越していきます。
最後の舞台になるかもしれず、10歳下で小さい頃から知ってるので寂しさもこみあげます。いい思い出になっていたらいいなぁ・・。

左上は出番前。左下は踊った後。顔が全然違います

右のは流派の若いお友達が楽屋撮りの横から撮ってくれました。Mちゃんありがとう
お師匠様方や先輩方のおかげで大きな会に出させていただいて、よい経験となりました。本当にありがとうございました

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