風邪?花粉?とグズグズ言ってる間に11月になってしまってました
日曜日は飛天の公演の時からの友人の舞踊会に行きました。
咳が出てたので、たくさんは観られませんでしたが、新歌舞伎座で盛会の中、地方さんでの鏡獅子は迫力がありました。背が高い友人はがっちりした体格ではないのですが貫禄たっぷり

私よりいくつ年上だったっけ?しなやかで若々しい弥生の踊りと迫力ある獅子の踊りとで感動し、踊り終わられた楽屋に会いに行くと、ケロッとした顔しておられてビックリ。
小さい息子さんが少し遠巻きに獅子の姿のお母さんを見ていて・・それに気づき今まで舞台で立派に踊っていた獅子が母の顔に

いい踊りを拝見し勉強になりました。
そして月、火、水と日舞です。
体調がすぐれない日は薬を飲んでなんとかやってます。
火曜には先週最後まで習った青海波をお稽古して行って見てもらいました。
最後まで振りを覚えて形を直してもらうというお稽古って少しでも上達してる気がして好きな時間です。
踊っててここちょっと気持ち悪いな、とか、いつもとちょっと見るとこ違うかな?など、違和感があったところはほぼ必ず止められます。客観的に見てもらって新しい発見ができる時もあれば、分かってるのに上手く出来なかった、って時もあり・・・。
長唄の先生が仰ってましたが、「日舞の稽古は覚えるまでは勝手に(自分で)出来る。それからが本当のお稽古。覚えてからしか稽古場に下りて来ない先生もおられたそうですよ」と。
それに、「日舞や唄は小さいことを直すより、全体を見て解釈や雰囲気を見る先生もおられる。」と。
なるほど・・・。
やはり覚えてからが本当のお稽古だということですね。習う時にはそう心がけてます。
ただ、私の教室では趣味で楽しみに習っている人が多いので同じことを求めては上手くいかないこともありそうです。
まだ私などは教わった通りにきっちり教えることしか出来ませんが、もっと俯瞰して見られるようになりたいと思います。

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