先週、お稽古に実家に行ったら何故か昔の流派の名簿が置かれてました。
その中の一番古い名簿には母が20代の写真が・・

当たり前だけど若い

ちょっとあかりに似てるような・・・
取り立ての師匠である吉八奈師匠。

二世宗家に師事され流派の相談役もされてた偉いお師匠さんだったんです。
何度かこのブログでも話しましたが、とても厳しい師匠でした。
残念なことに吉八奈師匠が舞台で踊っておられる姿を見たことはありません。
母が「小さい体なのにすごく大きく見えた。」と話していました。小柄なので、すごく研究して踊られる方だったようです。
教わったのは20歳くらいまでだったので、もっともっと貪欲にいろんなことをたくさん教われば良かったと悔いが残ります。
そしてその中の二番目に古い名簿には、私が登場

かなり笑えます

親友も爆笑してました

だってこれ小学生の頃・・・

でも何か不自然なのが・・・思い出しました。
当時写真を載せるためにネガを送ったのですが、何かの手違いでネガが裏に


着物の合わせ方も髪の分け目も左右が逆になってるので自分で見たら不自然で気持ち悪い

次の二年後の名簿には違う写真を送って載せてもらいました。
取り立ての師匠のおかげですごく前のページに載せていただいてました。
ちなみにこの着物、濃紺地に朱赤の花。娘にも何度か着せました
お稽古の合間にじっくり見せてもらうと、知ってる人もチラホラ・・・
そしてお世話になったお師匠様方もたくさん載っていて、いろんなことを思い出しました。
踊りの形を直してくださったお師匠様の写真もあり、その方は亡くなられてもその形は覚えています。そうやって伝統は受け継がれていくのでしょうね。
なんだか長ーい伝統の流れの一端に私も携わってる実感・・・
さあ、今日もお稽古に行ってきます

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