昨年に続き、西宮阪急で展示会が行われています。
先週桐箪笥から嫁ぎ先の会社の製品を展示販売しています。
昨日はお稽古日で、義父が一人で店番してくださってたので、今日から私も!
朝工場の用事を済ませて、西宮へ


百貨店での展示会はたまにありますが、昔と違い陳列しているだけで飛ぶように売れるという時代ではなく、うちのような商品は、伝統工芸士の作った桐の箪笥を観ていただく機会としてみなさん商品を感心しながら眺めて通り過ぎて行かれます。
ですが、他のお店はそういう技術を売り物にしているお店でも買いやすい小物などを作ってきて販売しておられます。
今年はうちも何か!と主人が作ったのは、米櫃とまな板。どちらも桐の製品です。
でも今日着いてみると、他のお店とは明らかにディスプレイが違う・・・
せっかく借りたスペースなのに、人がななめに通って行くのはなんだかもったいない

せっかくの桐の箪笥の上に物を置いていたら伝統工芸品が映えない

お客さんに手に取ってもらいやすい位置に小物を置きたい。
どうしたものかと俯瞰して考えていたら、お隣に出展しているご主人がアドバイスをくださいました。
食事から帰った義父に私から提案し、お隣さんも手伝ってくださって早速模様替え!

今までは壁伝いに商品を並べるのが当たり前だったそうなのですが、こういう時にはまた違う見せ方をしないといけないと知って、嫁の意見を聴き入れてくださった義父に感謝です。
まず、比較的安価なものを見ていただいて、奥の桐の箪笥などを見ていただく。
良いものは目を引くから、買う買わないに関わらず奥に入って見てくれる人もいます。
そこで奥の物に興味を持った方にはチラシや名刺をお渡しして今後家具がご入り用の時にはご連絡をお願いします。と話を続けるのです。
昔のように待ってても仕事がくる時代ではないのですから、こういう機会に何でもやってみましょう!と義父とやる気満々!
まだまだ進化します!

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