友人のブログに「なるほど!」というか、「それが言いたかったのよ!」という内容を見つけました。
幼い頃から日本舞踊を習って「覚えること=踊ること、」というくらいに体を動かすことで覚えていくことに慣れている私たち。
曲、歌詞に合わせて踊り、それを忘れないように書き留めるのがパターンです。
ですが、人によっては、覚える手段として書く人もいます。
頭で覚えるパターンです。
右手を上げて、左足を出して・・・右に回る・・・
とまず順番を頭に入れていくんです。
それは必ずしも間違いではありません。
ですが、音や唄を無視してただ順番を覚えることは返って遠回りすることがあると思います。
日本舞踊の振りつけは唄の内容に基づいていますし、速さはお三味線などの音に合わせることが大切だからです。
もちろん頭も使いながら身体を使う、というのが正解なのですが、何度も説明し教えながらどうやったら分かってもらえるんだろう・・・と悩んでいたのです。
「まず順番を覚えてから曲に合わせます」ではなく、ある程度並行し、その後細かいことを修正したり考えていき仕上げていくのが理想だと考えています。そういうお稽古の仕方をしたいのですが、なかなかみなさんが同じようにもいきません。
『「頭→体」の時差を短くする』、と友人のブログに分かりやすく書かれていました。
彼女は学生時代の友人で、舞踊は舞踊でもバレエの大きな教室を開き大活躍しています。教えるプロとして彼女からは今もいろいろ学ばさせてもらってます。
日本舞踊の世界では私などはまだまだ未熟ですが、これからも志を持ち踊ることもお教えすることも精進していきます。
最後に友人の言葉として、一番大切なのは「とにかく練習すること!」だそうです。
私も練習してこよう


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