朝から松陰神社に行きおまいりし、至誠館という展示物がある建物に入りますと・・
吉田松陰の自筆の留魂録などの書物が展示されていて、思いがけずいい勉強ができました。
20年ほど前に友達と萩津和野旅行をした時には感じ取れなかったいろんなことが分かり、昨年の龍馬伝の影響もあり、娘と食い入るように見てきました。
主人も大変興味があったので、私たちよりもっと時間をかけて見ていて出口で少し待つようになっていますと・・すぐ横の入り口に立っていた係員さんが「中学生さんですか?」と話しかけてくださり、「松陰先生は・・」と話し出しました。
囚人になった自分に何が残っているかと考えた時に、人間であること、日本人であることが残っている。囚人であるけれども囚人として生きなければいけない。私が終わるのは死ぬ時である。と考えていたそうで、元服するいとこにむけて士として生きなさいと話したとか。
まず「志」を持つこと。そしてそれに関わる周りの全てのものに感謝すること。そして初めて書物を読むことを教えた・・・
そんな話を分かりやすく話してくださり、あまり興味を示してなかった息子も一生懸命に聞いていました。
若い人に興味を持って勉強してほしい、とその係員の方はもう一度私たちに入館してその自筆の七則を見てほしいと入れてくれてまた教えてくれました。
子どもたちの心の中に何か響いていたら嬉しい事です。
歴史館も見たかったのですが、時間がなかったので萩焼会館へ。
初めて陶芸に挑戦しました。
電話予約の時に未経験でもできるのか、大丈夫ですか?とくどく聞いた時に、「大丈夫ですよ〜」とおっとり返事してくれていたのですが、なんのなんの想像した通り初心者にできるものではありません。
一度は先生が手を貸してくれ、二つ目は自分で作るのですが、足でアクセルを踏むようにろくろを回し、親指でへこませるのも指の腹でお椀の形に成型するのも難しくて・・
主人はよくテレビで見るようにぐにゃっと失敗するし、娘は慎重すぎてなかなかだし、私も全然

意外と息子が器用なこと新発見

先生に手伝ってもらってなんとか形になり焼きあがったら送ってもらえるそう。
楽しみです
それから萩市内を観光し、また松陰神社の吉田松陰の一生を人形で展示してある歴史館に戻り、次のお宿に向かいました。
二泊目は長門市の大谷山荘。
昨年主人が伝統工芸士の旅行で泊りすごく良かったので、決めました。
こちらも私たちにはちょっと贅沢すぎるような旅館で、お部屋もお料理もお風呂も最高

夜には天文台から立派な天体望遠鏡で、月や琴座のベガや白鳥座のアルビレオという星を見れました。
ちょうどペルセウス流星群が見られる日だったのに、月が明るすぎて屋上で粘ったけれど見れず・・・


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